中国は14日、
日本の正月にあたる春節を迎えました。
北京では、
新年を祝う花火が夜空を彩り、
無数の爆竹の音が街中に響き渡りました。
北京の古い街並みの中にある湖を囲むようにしてできた飲食店街には、
新年を祝おうと大勢の若者らが集まりました。
昔からの住民も子供らと一緒に新年を花火で迎えます。
午前0時、
春節を迎えると、
夜空を花火が埋め尽くしました。
中国は火薬の量の規制が緩く、
大掛かりな仕掛け花火も普通に買うことができます。
人々は、厄払いと新しい年の幸運を願い、
爆竹を盛大に鳴らし、
花火を派手に打ち上げます。
しかし…
去年の春節期間中に中国全土で、
爆竹と花火による事故が1681件、
火災が1万5639件発生し、
死者は60人にも上りました。
それでも人々は
今年も、
躍進する中国のパワーそのままに、
無数の爆竹と花火で盛大に春節を祝います。
日本でも
中華街はにぎやかだったようです。
三宮センター街にも
龍龍(ロンロン)が登場しました。
春の行事は
【火】のイメージ一色ですね。
陰陽五行説の
【火剋金】の法則です。
かたくかたく凝り固まったものを
いじめて(剋)
生き生きした春を満喫しようとします。