朝日新聞『獅子頭』第六話 一太極二陰陽の予感

二順と兄は
父親に連れられ
雑技学校へ向かっていますが…

今の日本と違い、
農村と都会の違いは
歴然

掛け合い漫才の
ボケとツッコミさながらに
おおはしゃぎしています。

本人は大真面目に言っているのですが
バスなんてのを初めて見たので
「家が走ってる」なんて発言の
オンパレードですからね。
ぼけてるようにしか見えない。

ボケとツッコミ
陰と陽ですね。
落語では一人で
陰と陽を演じます。

あっち向いたり
こっち向いたり
しながら

話はどちらでもない
オチを迎えます。

西洋の【二元論】に対して
我々には
易陰陽五行の説の
【一太極二陰陽】の法則があるのでは?
とは私の持論です。

田舎と都会を
統合するとかじゃなくて
都会人になっておしまいと
いうのではなくて
もっと大きなスケールの話に
なるはずです。

学校について
美人の先生に
挨拶します。

農村では
見たことがないような
美人です。

雑技の修行というものの
精神性を暗示しているような
予感もします。

 

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