月別アーカイブ: 2010年2月

海渡くん【虐待死】父再逮捕と【否認】の【否認】

静岡県警は24日
両親から暴行を受けた後に死亡した
東京都江戸川区
小学1年生岡本海渡(かいと)君(当時7歳)の
継父で電気工岡本健二被告(31)を
強盗容疑で再逮捕しました。
健二被告は
海渡君の事件で
妻(23)とともに
傷害罪で起訴されています。
容疑は
2009年6月2日
男5人で
静岡県磐田市中泉
会社役員宅に侵入し
妻(73)を刃物で脅し
手足を粘着テープなどで縛ったうえ
金庫から約880万円を奪った
というものです。
虐待死した
海渡くんの父親の
暴力性はもはや
病的です。
海渡くんの死のように
典型的でわかりやすい事例さえもが
このような遠回りを経て
やっと認められるのですから、
世の中に
どれほどの
【DV】や【児童虐待】が潜んでいるか
わかりません。
どれだけ多くの人が
子どもが
絶望していることでしょうか。
本日、朝日新聞オピニオン
【虐待死】の特集ページで
記者が書いていたように
【否認】というものを
プロとしてしっかり学んで欲しいです。
理学療法士の国家試験にでも
出るような
基本的な臨床心理学を
あまりにしらない
プロ(?!)が多すぎます。

朝日新聞『獅子頭』第六話 一太極二陰陽の予感

二順と兄は
父親に連れられ
雑技学校へ向かっていますが…
今の日本と違い、
農村と都会の違いは
歴然
掛け合い漫才の
ボケとツッコミさながらに
おおはしゃぎしています。
本人は大真面目に言っているのですが
バスなんてのを初めて見たので
「家が走ってる」なんて発言の
オンパレードですからね。
ぼけてるようにしか見えない。
ボケとツッコミ
陰と陽ですね。
落語では一人で
陰と陽を演じます。
あっち向いたり
こっち向いたり
しながら
話はどちらでもない
オチを迎えます。
西洋の【二元論】に対して
我々には
易陰陽五行の説の
【一太極二陰陽】の法則があるのでは?
とは私の持論です。
田舎と都会を
統合するとかじゃなくて
都会人になっておしまいと
いうのではなくて
もっと大きなスケールの話に
なるはずです。
学校について
美人の先生に
挨拶します。
農村では
見たことがないような
美人です。
雑技の修行というものの
精神性を暗示しているような
予感もします。
 

日本一危険な国宝【投げ入れ堂】とポニョ

PTSD研究家翠雨の日記
絶壁に張り付くように建てられています。
鳥取県三朝町の三仏寺「投げ入れ堂」です。
修験道のスーパースター
役行者が
投げ入れて創ったという
伝説がありますが、
まあそれはありえないので
偉い建築家の先生に
「当時の技術で
創れますか?」と
お尋ねしますと、
「できたと思います。
でもたくさん死んだと思いますよ」
とのことです。
修行者も
それを支える人も
みな命がけなんですね。
平成日本の公案
【崖の上のポニョ】の
【個性化】【自己実現】も
命がけなのに
専門家の真剣味に
ちょっと難があります。
1つ面白いことを聞きました。
登るには
登山靴がよさそうでしょう。
でも足首も樹木の根も傷みますから
【わらぞうり】がお奨めだそうです。
PTSD克服にも
常識を離れて
よく考えることが大事だと思います。

ひきこもり克服と内観療法

ひきこもりは
日本文化特有の
病理現象で
無意識にある
複雑な母子関係
【アジャセコンプレックス】
という
極めて宗教的
存在論的な
問いに関する
難問である。
母親が部屋に食事を運ぶのが
外国人からみた
特異な現象の1つである。
内観療法という
心理療法がある。
浄土真宗身調べの方法を
もとに
普通の人にも実践できるように
苦痛なく
シンプルな方法に
工夫されたものである。
基本的には
一週間
宿泊し、
食事や睡眠などの時間以外は
屏風の隅に
閉じこもり
今までのことを
あれこれ
メニューに沿って
回想する。
定期的に
カウンセラーが
やってきて
傾聴するが、
指示したり
教育したりは
一切しない。
すると
本人に
気づきがおこる。
いろいろ悩んでたけど
あーそうかあ!
と自覚が起こる。
すばらしい方法で
宿泊中
こころのこもった
おいしい食事が
提供される。
アジャセコンプレックスと
不思議に対応している。

アジャセコンプレックスを否認するひきこもり支援

フロイトは
西洋人には
父親との関係から
エディプスコンプレックスがあると
考えた。
古沢平作は
日本人は
母子関係が複雑で
アジャセコンプレックスがあると
考えた。
ギリシア神話と
仏教経典
背後には
宗教観の問題がある。
ひきこもりの支援者は
なぜ
この複雑なコンプレックスを
【否認】し
物理的行動療法的に
部屋から連れだし
教育することしか
考えないのだろうか。
心理療法の王道は
コンプレックスの
【傾聴】ではなかったのか。

日本特有のひきこもり現象とアジャセコンプレックス

映画『HIKIKOMORI』が
上演される予定である。
映画評で
ひきこもりは
日本の若者特有の
不可解な現象と
説明されている。

海外にも
似た現象はあるが
圧倒的に少ない。
外国人には
母子関係が不思議に映るらしい。
母親が悪いとかそういうことではなく
同じ家にいて
顔をあわせず、
食事だけが運ばれる
『観無量寿経』に
アジャセ王の物語というお話がある。
アジャセという主人公は
母親への複雑なコンプレックスをもち
父親を閉じ込める。
そこへ母親が食事を運び、
父親は生きながらえる。
逆バージョンだが
そんなお話があり、
【アジャセコンプレックス】というものが
日本固有のコンプレックスと
教科書にも書かれている。

河合隼雄没後
このような深層心理から
心の病理に迫るような
豊かな研究は頓挫している。
学会のワークショップからも
撤退した。
あれは
ただの流行だったのだろうか?

朝日新聞『獅子頭』第五話 いよいよ崖の上へ

二順も
小学生になり
父のいる都会の雑技学校というのは
猿みたいに木の枝歩けるようになるような
学校だと
クラスメートに言ったり
するようになりました。

そしてその雑技学校へ
進学できることになります。
兄と一緒です。

新しい服
母と離れて
知らない土地へ
【個性化の過程】の始まりです。

かぐや姫なんかでも
衣が変わると人格が変わったりしますし、
聖書には
「あなたは父の家を出て…」と
個性化の場面では
衣服や住む場所の変更が
象徴として表現されます。

まあ現実でもそういうものですね。

自分も
猿みたいに木の枝を歩けるように
なるのかと聞くと
母は
孫悟空みたいになれると答えます。

猿みたいに木の枝を歩くというのは
【如人千尺懸崖上樹】的ですし、
【孫悟空】は
【空(くう)】を悟る子孫ですからね

象徴的には
同じような意味です。

父と一緒ですが、
家出したポニョと
深いところでは同じ境遇です。
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【自力】で自立しようとする【ひきこもり】問題と支援者

朝日新聞では
最近
【ひきこもり】
よく取り上げている。
海外にもないことはないが、
社会問題化しているのが
日本の特徴だ。
なぜなのか。
どうしたらよいのか。
今のところ
ひきこもる人に
粘り強く働きかけ
何とか外に連れ出し、
失われた自信を回復できるような
メニューを提示するというような
方法しかない

興味深いのは
自信がなく
無気力だと思われている
ひきこもりの人たちの多くが、
【自力】で自立するからと
支援を断ることが
珍しくないという
現象だ。

専門家は
いろいろ言ってるけど
年間100人の児童虐待死や
年間3万人の自殺者に
本当に向き合おうとせず
【否認】している。
依存症になった人も
犯罪者として
【自力】で更正する日本の国
彼らはみな
それを深く理解しているのだ。
一個人が
禅問答のような難問に
日々向き合わされ
それを【自力】で解かねば
生きていけない。

そんな切羽つまった状況を
支援者のどのくらいの人が
理解できているのか。

支援する人と
される人の間の
【解離】

はなはだしいと思う。

朝日新聞オピニオン 【否認】される児童虐待

朝日新聞朝刊
『児童虐待
なぜ国挙げて
取り組まない』
と題して
山田不二子医師の
インタビューが
掲載されました。
趣旨はこうです…
虐待で命を奪われている子どもが
年間50人もいるのです。
何をもって
【虐待】と考えるかを
もっと普通に考えると
100人になります。
感染症で
年間100人死亡したら
国は緊急対策を練るでしょう

それが文化国家というものでしょう。
しかし児童虐待は
どこか放置されています。
山田医師は
それは【否認】という
無意識的な防衛機制によるものだと
指摘しています。
児童虐待死が年間100人なんて
事実は本当は恐ろしいことです。
そんなことはありえないと思いたいし
虐待する人なんかいないと思いたい。
虐待死する子どもなんかいないと思いたい。
無意識的に
なかったことにしてしまう。
それが【否認】です。
記者がきちんと書いてくれました。

「教員や医療関係者には
虐待研修を義務付け
【否認】に負けないプロを
育てることも必要だ」

まぶしい昨日韓国のキムヨナ一色主義

昨日のキムヨナ選手
凄かったですね。

ソウル駅構内のテレビ前では
キムヨナ選手が世界歴代最高点を更新すると
大きな拍手と歓声に包まれ
市民は金メダルを確信したようです。

なんと
キムヨナ選手が演技した時間帯には
株式や為替の取引が停滞して
まさに「国民の妹」
ですね。

韓国はバンクーバー冬季五輪で
昨日までに計11個のメダルを獲得し
アジア勢でトップです。

メダル獲得者に対する報奨金や年金など
政府による手厚い支援のほか
運動能力に優れた子供を対象とした
少数精鋭のエリート教育が奏功したと
分析されています。
李明博大統領も
祝電を送り
「勝利に向かう情熱と闘志は
国民に大きな感動と喜びを抱かせた」
とねぎらいました。

キムヨナ選手の
堂々の実力と不敵の魅力の背景にあるものが
まぶしかったです。

わが国の
精神科医療は
【同調至上主義】&【自力克服奨励】型ですからしょぼん
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