二順と雲紗は
昼は料理学校で
学び
夜は雲紗の両親
相手に
料理の研究・特訓を
続けています。
料理の勉強は
「舌・目・鼻・耳・腕
とにかく
全身をフル稼働して
味の加減を
調えていくもの
である」
と書かれています。
般若心経の
「眼鼻耳舌身(意)」
ですね。
(意)は【気】なのかな?
五行では
舌に通じるのは【心気】
口に通じるのは【脾気】
鼻に通じるのは【肺気】
耳に通じるのは【腎気】
目に通じるのは【肝気】
心は心
身体は身体
とバラバラでもなく
また
心と身体という
大まかな分類ではなく
細やかでありつつ
常に全体性を視野においた
視点が特徴的です。
五感をフル回転させながら
記憶をたどる作業は
(うまくできなかった料理を
一週間後もう一度作って
みます)
料理修行を
しているようであって
PTSD克服への過程
でもあるんですね。
日常で
自然に
PTSDを超えていく
ための
ヒントになるものが
いろいろと
暗示されています。
朝日新聞『獅子頭』第二十五話 料理修行でPTSD克服
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