「真実の声に
十分に耳を傾けられず
17年半の長きに渡って
自由を奪ったことに
まことに申し訳なく
思います」
静まりかえった法廷で
裁判長が
謝罪しました。
宇都宮地裁で26日開かれた
足利事件の再審判決公判で
約18年もの間
冤罪(えんざい)を
背負い続けてきた
菅家利和さん(63)
にとっては
心待ちにしていた
裁判所の謝罪です。
人の世に
住んでいますから
いろんな
理不尽が
まかり通っていたり
しますが
その中でも
最たるもののの
1つに
冤罪があるでしょう。
疑われ
拘束され
世間から誤解され
…
ただ
自力の
精神力で
ここまで
こころを
保ち続けてこられた
わけですが、
重症の
PTSDに
罹患し
精神病との
レッテルを貼られ
薬漬けののち
獄死する人は
少なくないと
想像されます。
間違ったことを
したら
あやまる
というのは
幼稚園でもならう
常識ですね。
加害者からの
謝罪は
PTSD化防止のための
大切な
特効薬です。
「そんな
謝って欲しいなんて
そんなこと
思ってる暇あったら
就職活動
がんばれば?」
などと
謝罪を
軽んじては
いけません。
謝罪が大事なんです。
現状では
加害者の
謝罪や更正は
難しい
とされていますが
裁判所でも
前例にないことを
したのですから
もっと
未来に期待しましょう。
そして
被害者に
「ムリですよ」
なんて
悪魔のように
ささやくのではなく
菅谷さんの
支援者の方々のように
あきらめず
支えてあげましょう。
【足利再審】菅谷さんへの裁判所の謝罪→PTSD克服における【謝罪】観再考
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