心理療法には
うつ病は
存在しえない
わけですから
もし
病院や
クリニックで
うつ病と診断され
心理療法も
受けているとしたら
それは
うつ病では
ないということです。
そこの医師は
表面的には
うつ病だと言っていますが
効くはずの
抗うつ剤も効かないし
無意識的には
『あれっ、変だぞ
本当にうつ病か?』
と感じ
心因反応しかみれない
臨床心理士に
カウンセリングを
オーダーしているのです。
もしカウンセリングが必要だと
感じ
継続する
モチベーションが
保たれているなら
それは
うつ病ではなく
PTSDだと
いう証です。
列車に飛び込んで
自殺しなくて
済む可能性が
あります。
月別アーカイブ: 2010年3月
心理療法には【うつ病】はない③
心理療法に
診断がない
なんていう
以前の問題として
うつ病の定義は
抗うつ剤が効きますが
遺伝性の
つまり
生まれつきの
障害ということ
です。
要するに
心理的な要因で
起こる
【心因反応】
つまり
【PTSD】ではないと
いう意味ですから
心理療法は
うつ病には
無効なのです。
しかし
病院では
医師のうつ病治療に
臨床心理士による
カウンセリングが
行われていたりします。
これは
教科書的には
という現象です。
①遺伝の病で
②抗うつ剤が効く
薬物治療ができず
心理的問題しか扱えないのに
どういう了見で
うつ病を支援するのか?!
ミステリーです。
東京ではパラボラアンテナが大阪では布団が列車を止めたが、本当に多いのは人間の飛び込み
山手線で
パラボラアンテナが
投げ込まれた
とのことで
帰宅ラッシュの時間帯
3本の電車が立ち往生
400人が線路を歩いて
非難しました。
大阪では
数日前
春の嵐が
民家から
布団を
さらい
京阪電車が
とまりました。
私は
今日
目的地の数駅向こうの
線路に
人間が飛び込んだ
ために
しばらく
電車内で
待機しました。
同じダイヤの乱れも
人間のいたずらだと
怒りが
自然によるものなら
仕方なさを
自殺によるものなら
いたたまれなさを
感じます。
一番多いのは
最後の
自殺による
ダイヤの乱れ
なんですよ。
ハイテクの
電車が
こんなに
故障するなんて
それをどうにも
できないなんて
この日本で
ありえない。
ダイヤを
くりかえし
いとも簡単に
混乱させられるのは
人間だけです。
自殺の多さを
もっと
真剣に
考えなければ
ならないのですが、
【死】の問題は
重い問題ですから
みなつい
【否認】しちゃうんですね。
気づかないふりを
無意識のうちに
してしまうんです。
でも今は
まだ一抹の
可能性があります。
待機中の車内
くらーいですから。
もし
明るい音楽でも流すようになったら
世も末です。
防衛機制で
マニック・ディフェンス
【躁的防衛】
と言います。
馬鹿騒ぎして
つらさを
ごまかすようになったら
この国は
地獄の一丁目です。
「名前思い出せない」さい銭ドロへの有罪判決と解離性健忘症
佐賀県で
さい銭を盗もうとして
逮捕された男(34)は
一貫して
氏名を明かしませんでした。
裁判官は
「反省がない」
と指摘しましたが
さい銭は
小額であり
前科がなく
全国で車上嵐1000件の余罪を
供述していることから
懲役2年8月
執行猶予5年
有罪判決を言い渡しました。
不思議な方です。
さい銭泥棒が見つかったとき
逃げればよかったと
反省していると言い、
盗みは
これからも
辞めるつもりがない
そうです。
名前を思い出せないのは
本当でしょう。
逮捕のショックで
解離性健忘を
起こしているんですね。
どうしてつかまるんだ!と
自分が許せない。
善悪の判断がないのも
【解離】ですね。
盗みをするしか
生きる手立てはないと
思い込むのも
判断能力の
【解離】
それを堂々と言って
はばからないのも
【解離】
でしょう。
裁判官は
彼に反省を期待していますが、
反省は
自覚がないと
できません。
解離を治療したら
反省も望めるでしょう。
裁判官にも
心理教育が必要な世の中に
なりました。
心理療法には【うつ病】はない② 国家試験対策うそ講義
心理療法には
【診断】がないから
【うつ病】という
【診断名】は
ありません。
これが
臨床心理学の
常識中の常識です。
と・こ・ろ・が
ある医療系職種の
国家試験対策では
臨床心理学担当の私が
【診断名】を
教えなくてはならない
のです。
特に
【境界型人格障害】
と
【発達障害】
これは必須です。
DVシェルターなどでの
臨床経験から
これらは
【PTSD】
であることを
痛感しています。
いかに
【PTSD】が多いか。
身近な病か。
しかし
トラウマに気づけば
簡単に治癒するか。
同時に
表面上
【人格障害】
や
【発達障害】
に見えないこともなく、
そういう
【誤診】が
多いこと。
その
二次被害で
いかに多くの人が
だまされ
絶望しているか。
国家試験対策までもが
誤診と
無知に汚染されています。
常識って
こうやって
作られ
凝り固まってゆくのですね。
おそろしいことです。
心理療法には【うつ病】はない①
【診断名】って
ありますね。
うつ病とか
統合失調症とか
いうものです。
【診断】をした結果
【診断名】がつき
治療方針は
診断名で
決まるわけです。
しかし
診断というのは
いわゆる
【医学モデル】
なんです。
なので
心理療法では
あるいは
臨床心理学では
【診断】も
【診断名】もないんです。
学会の発表でも
【診断】とか
【治療】とか
使わないように
明記されています。
いろんな業種の人と
会話しながら
仕事をしますから
会話を成立させるために
使いますし
そのために
いくつかの
診断名と
その意味するところは
学習しています。
でも
クライエントさんに
「あなたはうつ病です」
とか言わないし、
『この人うつ病だから
薬が効くはずだ。
励ましちゃいけない』
とか決めつけないんです。
ただ
傾聴する。
それしかできないけど
そこから
治っていくんです。
眠っている
自己治癒力を
起こして
自然をみかたつけて
治ってもらうんです。
大いなる自然が
バックアップしてくれるから
抗精神病薬とか
よりパワフルなんです。
メリットは
【うつ病】とか
【発達障害】という
【誤診】をしないことですね。
誤診は
人を死に追いやりますから。
関西空港へ行く
列車には
誤診された人が
絶望して
しょっちゅう
飛び込んでいるんですよ。
悪魔の手下にだけは
ならずに
すんでいます。
そして
傾聴していると
【うつ病】や
【発達障害】ではなく
【PTSD】だと気づくこともできます。
PTSDは心因反応で
遺伝の病気ではないですから
話を聞いてあげたら
治るんです。
JR阪和線での列車飛び込み自殺の多発とPTSD予防
今日は補講を予定していました。
時間内に
必要なことを
すべて
簡潔にわかりやすく
話さなくてはならないので
いつもより
念を入れて準備しましたが
一番気をもんだのは
『電車が止まらないだろうか』
という不安でした。
こればかりは
自分の努力の
圏外にあります。
今パソコンが
まちがって
【懸崖】と
打ち出しましたが
心境的には
ピッタリです!
(崖っぷちです)
私にできることは
早めに行くことくらいです。
たとえ
列車自殺があったとして
その処理で
待機したとしても
間に合うように
早めの電車に乗る
これしか
ありません。
杞憂に終わり
運良く
学校には
早めに着くことが
できました。
講義も時間内に
思い通りに
できて
安堵しました。
しかし…
帰りの電車
止まりました。
JR阪和線は
自殺が多いです。
隣のおじさんは
「土曜日もやったよ」
同じ人物が
3日前にも
列車自殺で
待機しているのが
この田舎路線の
ミステリーです。
さすがに
アナウンスも
ぎこちないです。
本当のことを
隠匿
【否認】しながら
乗客を納得させなくては
ならないのですから…
私の講義なんて
甘い!甘い!
「ただいま○駅付近で
…通常と異なることが
発見されたので…
安全のため
発車を見送っています。
お急ぎのところ
大変
申し訳ありませんが
ご協力お願いします」
数分後
「ただいま▽駅付近で
…」
みな不信な顔
「○駅じゃなかったの?」
「通常と異なることが
…認められたため
…」
数分後
「○駅付近で…」
駅名がころころ変わります。
そして言葉に詰まりながら
通常と異なることがあった
と繰り返しています。
通常と異なること
それは【異常事態】ですね。
異常事態が
頻発しているんです。
もはや真相を知った以上
列車が動いたからと
いって
気が済む問題
ではありません。
自分が今乗っている列車は
自殺現場を
大急ぎで
後片付けした
レールに向かっているんです。
今乗っている
この車両は
数日前
一人の人間を轢いたんです。
JR阪和線とは
関西空港と繋がる
田舎の路線です。
乗客や
付近の人たちの
PTSD予防も
必要です。
もちろん
自殺するPTSD患者の
こころのケアも
真剣にするべきです。
三島由紀夫『金閣寺』主人公のPTSD
1950年7月2日の未明
金閣寺
(鹿苑寺)
は全焼し
寺子弟の見習い僧侶の
大谷大学学生(当時21歳)が
金閣寺の裏にある左大文字山の山中で
薬物のカルモチンを飲み
切腹してうずくまっており
放火の容疑で
逮捕されました。
救命処置で助かり
逮捕当初動機として
「世間を騒がせたかった」
「社会への復讐のため」
などと供述していましたが
病弱で
重度の吃音があり
実家の母から
過大な期待を寄せられる
一方で
若く未熟な
こころに
質素を重んじる
禅寺でありながら
観光寺として
存在している
という矛盾が
渦巻き
厭世感情や
複雑な感情が
入り乱れていたことが
次第に
明らかになりました。
三島由紀夫は
「自分の吃音や不幸な生い立ちに対して
金閣における
美の憧れと反感を抱いて
放火した」と分析し
水上勉は
「寺のあり方
仏教のあり方に対する矛盾により
美の象徴である金閣を放火した」
と分析しました。
服役中に
結核と重度の精神障害が進行
加古川刑務所から
京都府立洛南病院に
身柄を移され入院した
1956年3月7日に病死した
彼の不幸を
みなさんは
どう分析しますか?
やはり
PTSDのはしりではないかと
私は思いますが
いかがですか?
週末の
朝日新聞の書評で
『罪と罰』の
ラスコーリニコフより
彼に共感する
という読者が
いました。
続きを読む
インディ・ジョーンズ 虚空を超えていく勇気
暗黒の谷に
架かる
見えない橋を
渡る場面がある。
「勇気を示せ」
という指南に
従い
神を信じ
己を信じ
主人公は
虚空に
大きく
左足を
踏み出す。
ポニョの
裏モチーフ
【如人千尺懸崖上樹】
も
煎じ詰めれば
『虚空』で
考えるということ。
恐ろしいし
難しい。
そして
これは
お坊さんや
哲学者の
専売特許ではない。
PTSDに
罹患すると
いうことは
すでに今
『虚空』に
いるということ。
誰もが自分の命を
かけた
謎かけを
している。
宗教の違いは
自己実現モデルの
違いに繋がるけれど
勇気に関しては
どこの文化でも
大事らしい。
勇気や生意気
と
気がキーワードですね。。
続きを読む
生意気
落合恵子さんは
40年前
〈レモンちゃん〉
という愛称で
DJを
していた。
レモンには
俗語で
「生意気な女」
という意味が
あるらしい。
「かわいい」
というのが
俗受けする秘訣
だとすれば
日本人が
本当に
理想としているのは
「生意気」
かもしれない。
【気】は
停滞することを
嫌う。
それは【死】を
意味するから。
あちこちで
ごつごつ
ぶつからずに
生意気を
貫くのは
むずかしい
でしょうね。
でも
無難でないところにいるから
光るんですね。
PTSDになったら
無難な道は
閉ざされます。
輝くしか
ないんですね。
ユングが
【個性化の過程】
とか
【自己実現】
と言ったものや
【華厳経】
の物語は
PTSDのために
あるような
気がします。
【発達障害】
とか
【人格障害】
なんて
【適応論】
〈能力が低い人を
平均値に近づけたり
低いままなんとか生きていけるように
するための
アドバイス〉
を受けている
場合ではないですよ。
被暗示性が高くて
「失礼な!」
って
怒らないで
認めてしまうのが
なんとも
不思議です。
20年位前だと
保健所の検診で
【発達障害】
なんて言われたら
たいていのお母さんは
抵抗してましたよ。
今は
絶望が深いのかなあ?
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