朝日新聞『獅子頭』第四十八話 『崖の上のポニョ』や漱石の主要テーマと不二

子どもの名前は
【雲舞】

PTSD克服の過程で
出会った妻の名が
【雲紗】

現実では
空中から落下しましたが

そういう果敢な二順だからこそ
掬おうとする網が
あります。

東大寺の
華厳の観音さまは
福祉や親子愛や隣人愛が
見放すようなものこそ
掬って下さる網を
象徴しているのです。
PTSD研究家翠雨の日記

実際に世界のどこかに
そういう方がいらっしゃる
のではありません。

どんな人にも
こころというものがあるわけ
ですが

そのこころの奥底に
そういう力が存在する
そういうことを
比ゆ的に教えてくれているのです。

崖の上は危ないからと
安全な道を歩いてゆける人は
ある意味で幸せでしょう。

しかし
世の中には
仕方なく
あるいは
わざと崖の上に
自分の身を投げる人が
あります。

しかし
そんな人を掬う網が
あるのです。

PTSD研究家翠雨の日記

〈 ↑ 役行者が建てた投げ入れ堂〉

明治には漱石が
トラウマ体験克服のヒントを
『門』に著しました。

平成になって宮崎駿は
『崖の上のポニョ』で
子どもにも無関係ではないことを
示しました。

PTSD研究家翠雨の日記

主人公はどちらも
【ソースケ】です。

宗助と宗介

【如人千尺懸崖上樹】
ポ如  崖の上の

禅の古い公案は
何も禅僧の専売特許ではないのです。

命がけで生きようとする人間のために
あるのです。

それが繰り返し繰り返し
表現を変えて
芸術には
立ち現れてくるのです。

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