第110話を観ました。
北斗と南斗を治める
天帝というのが出てきますが
この天帝の扱いは
陰陽五行説そのものではなく
諸悪の根源として
描かれています。
キム・ジョンイルみたいに
人々の思想統制をし
一般市民を
囚人にして
死ぬまで重労働をさせます。
天帝(を守る者?)は暗闇の中では
「苦しい」ともがき苦しみ
囚人たちが巨大な発電機を回し集めた
光によって活性化されます。
理論上
至高善つまり
絶対的に正しいとされているものを
極悪とみなし
それと戦い進化させていくストーリーや
光のテーマは
陰陽五行と仏教
特に華厳経との
習合でしょう。
―お水取りに観られるような火祭り
火=意識という思想です―
赤いだるまさんに目を入れる=しっかり観て意識する!
かぐや姫からポニョまで
日本の物語はみな
同じ構成で
できているのです。