臨床心理士国家資格化を阻むもの① 臨床

民間資格である
臨床心理士の
国家資格化は
難航しているわけですが
その原因の1つに
「臨床」という名称が
あり
臨床と冠することに
さまざまな理由からですが
難色を示されています。
なぜかなぁ?と
漠然と思っていたのですが
講義中
ふと閃きました。
臨床心理学の【臨床】の語源は
床に臨む(のぞむ)

床はベッド
しかし普通のベッドではなく
死の床です。
クリニカル・サイコロジー
clinicalの語源も【死】
です。
どういうことか?
と言うと
臨床心理学の歴史は
非常に浅く
発展途上の学問なのですが
心理療法が生まれる前は
宗教や哲学、シャーマニズムが
人々の不安や悩みを
解決しようとしていた
わけです。
(現在でも実情は
贔屓目にみつもっても
半々でしょう)
一番の不安は
死にゆく不安です。
これを教会で
牧師がなだめていた
そうです。
我々の仕事は牧師の仕事と
表面的には全く違いますが
【象徴的】には同じなのです。

自己実現には
古い価値観の死と再生
必須で
価値観を変えるのは
死ぬような苦痛を意味しますから。
ところが目
精神科医療は
死を相手にしておらず
自殺者増加という大失態を
演じています。
そのコンプレックス
無意識の大弱点を
突かれて
感情的に猛反発している
とも言えるし、
そっち(臨床心理士)だって
同じ穴のムジナじゃないか
臨床心理学の最大の売り物だった
ユング心理学が
象徴はおろか
分析まで捨てて

発達障害に逃げ込んでいるクセに
うつ病に逃げ込んだ我々と
どこが違うのか
ということではないかな…
と思います。
ちなみに
私は臨床心理士ではないので
この問題に関しての
ご配慮は無用ですよニコニコ

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