『無知の涙』永山則夫④ 誰もがポニョになる

自分が横切った
生のパラドックス
その不可解の
いったいそこに
何が在ったのかへの

なぜ自分が
そこにいたのかへの

果てのない追求の
手記である。


謎の追求であり
自問自答の手記なのである。

そう
秋山駿は述べています。

PTSDにおいて
解離を起こすようになった人間は

永山でなくても
哲学者になるのではないか
と感じます。

机上論や
職業としての
哲学ではなく

生きるための哲学です。

哲学しなければ
もはや
一歩も進めないのです。

【如人千尺懸崖上樹】です。

崖の上のポニョなのです。

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