月別アーカイブ: 2010年4月

DVの心理療法を否認する精神科医③ この人の存在がDVそのものだ!

3年前は
ハウステンボスで
DV被害女性の
箱庭表現について
発表した。

このときの
指定討論者は
精神科医だったが

これまで出会ったなかで
一番ひどかった。

ユング派の資格こそ
持っていないが

一応
河合隼雄から
宗教部門を
依頼されたと
標榜している人物で
ある。

ユングと宗教なんて
PTSDとトラウマくらい
核心的で密接な関係
性の
ものである。

それが
第一声は
「こういう研究は
国際学会でも
すべて否定してきた」

「自分だけ
わかっている
みたいな
偉そうに」

「河合先生が
したかったのは
こういうことじゃない。
迷惑だ」

…などなど
怒涛のように
まくし立てる。

私の発言のどこが
どう間違っているか
なんて話は1つもなく

ただただ
感情的非難と
私の性格についての
バッシングに
終始している。

フロアーにいた
信奉者の男性が
それに加担しようと
したが

間違って
この精神科医の
私への非難と真逆の
いいがかりを
つけてしまったため、

場がしらけ
おかしくなった。

全く相反する
きめつけで
攻撃しているのだから。

「どうして
そういう風に
何でも
決めつけられるのか
私には
わかりません」

と言うと

溺れるものはわらをもつかむ
と言うが

「わからない」
という発言ににんまりし

「私はわかる」と
またおかしな感情論を
まくし立てる。

相手を困らせて喜ぶなんて
DV夫みたいじゃないか

とも感じた。

前代未聞の乱暴狼藉ぶりに
フロアーの雰囲気も
おかしくなり

さすがに
それを無視できなくなった
この精神科医は
いたたまれなくなり
司会者の
終了のあいさつを待たず
「自分たちを殺す気か」
と怒りながら
退室してしまった。

信じられますか?
これ学会の話ですよ。
この精神科医
京大の名誉教授ですよ。
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【首振り】という古代宗教の模倣と無意識の自己治癒力の関係

ユングの患者さんは

「太陽から
筒が
下がっていて
筒から
風が吹いている。

筒がこちらを向くと
西風が吹き

筒があちらを向くと
東風が吹く。

だから
それにあわせて
首を振っている」

と説明し

確かに
ペルシャ語で書かれた
ミトラ祈祷書に
その内容は
存在したようです。

こういうエピソードの
収集は
集合的無意識
(普遍的無意識)の
存在証明になる

思います。

しかし問題は…

なぜ
ミトラ祈祷書の
マネを
この患者さんの
無意識は
する必要があった
のでしょうか?

怪我をしたとき
わざわざ
身体に頼まなくても
かさぶたができて
傷を保護しつつ
その内部でも
自己治癒力が
活性化
されます。

同様に
何らかの心理的ショックを
受けた場合も
無意識のうちに
こころが内部に引きこもり
自己治癒力の
源を探り当てる
のでは
ないでしょうか?

内部ですから
かつて存在した
原始的な方法です。

ある時代には
常識であったような
その方法と一体化することで

治ろうとしているのでは
ないでしょうか?

脚下照顧
温故知新ですね。

意識を退行させて
無意識にある
古代のリセットの法則と
一致させようとしている
のですから
これは
瞑想です。

首振りは
異常行動ではなく
鍼灸理論で言えば
瞑眩反応
です。
(悪化したように見える)

西洋医学では
陰か陽
陰でなければ陽
陽でなければ陰

ですが

一太極二陰陽の
リセットの法則をもつ
東洋人の無意識においては

これは
好転反応なのです。

拒食も同じです。
常識では食べないのはよくない。

しかし食べないこと
(食べないように
抵抗しての結果なら
過食も同様)は
PTSDに対する
好転反応
つまり自己癒しの過程に
入っている証なのです。

つまり
我々東洋人は
ユングの心理学を理解し
東洋の自己癒しの
リセットの法則と
あわせて
理論化したものを
患者さんに提供すべきなのです。

しかし
現在は
ユング心理学が理解できずに
放り出し
東洋思想なんて
もっと難しいから
やれっこない!
という了見で

医学モデルに右へ倣へ!

はっきり言えば
専門家による
魂の大量殺人が
行われているのです。

無差別殺人は
被暗示性の高い
一部のヒステリー患者さんが
無意識のうちに時代の問題を
感じ取り
ツラレテ
真似てしまったという
あまりに悲しくも
【象徴】的な表現なんです。
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今はなき『首振り症状』の意味を患者さんに学ぶユングの姿勢

ユングの患者さんに
首を振る症状の方が
おられたそうです。

普通に考えると
無意味な行動です。

現在なら
多剤処方されてしまうでしょう。

しかし
ユングという人には
もう少し
こころが
ありました。

「なぜ首を振るの?」

相手に対して
こころが開かれています

患者さんは言います。
「太陽から
筒がさがっていて
筒から風が吹いている。

筒がこちらを向くと
西風が吹き

筒があちらを向くと
東風が吹く。

だからそれにあわせて
首を振っているのだ」

この段階で
多剤投与する医師も
多いでしょう。

しかしユングは
この言葉の意味を考え
想像し
文献にあたって
調べることで
理解しようとしました。

医学書に
答えはありません。

どこにあったか。

なんと
ミトラ祈祷書という
ペルシャ語でかかれた文献に
これと同じ文章があるのを
発見しました。

当然この患者さんは
ミトラ祈祷書など
知りません。

単なる偶然で
ミトラ祈祷書と同じイメージを
持ったと考えるのも
無理があります。

PTSD研究家翠雨の日記

人間には集合的無意識
(普遍的無意識)
というものがあるのを

ユングは
患者さんから
学んだのです。

現在なら
首振り=異常行為=重篤な病
=統合失調症 ←投薬

でしょうね。

たまに
ユング派の残党いますが

かぐや姫がわがままと
いうんですから
ユングの解釈の深さとは
比べようがない
マンガみたいな世界
です。
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 PTSD防止チャートとしてのキューブラー・ロス

   否認 
    ↓
   怒り
    ↓
   取引き
    ↓
  うつ状態
    ↓
   受容

『死ぬ瞬間』
という本の中
にある
受け入れがたいことを
聞かされたときの反応パターン

に関する報告です。

癌が不治の病で
女性なんかは
デリケートで
とても受け止められないから
告知しないようにしましょうか
なんて議論が
されていた頃の話です。

告知は死を意味するので
あっさり受容する人は
めずらしく

みんな
逡巡するのですが
多くの人が
冒頭のような段階を
たどったそうです。

病気や死の恐怖が
ストレスになるという
配慮があり、

告知された人も
自分のこころで
なんとか受け止めようと
していた時代性

感じます。

今は
【解離】があるし
【解離】したまま
苦しむ人と
うつ状態が
うつ病と診断されて
薬を飲んでいる人が
多いですね。

告知者が
上から目線で
一律に対応するから
トラウマ化させず
(トラウマを溶かし)
受容することが
困難になりました。

うつ状態に
陥りながらも
病の意味をしっかり知り
得心できたら
痛みは消えるという
ロスの素晴らしい
自己実現モデルは
現在瀕死の状態です。

そして
そんなことを言うと
専門家からの
【怒り】に遭遇します叫び

ベストセラーで
流行しましたし
よくできた研究ですが

人の心は変化しますし
病にも流行があり
時代の問題があって

今では
現状とこんなに大きくズレて
しまいました。

不立文字
とまでは言いませんが
心理学の学説は
こういう性格のものと
いつも思いながら
参考にする姿勢が
自分を護るために
大事だと思います。

ただ専門家が
変化したら
ロスの時代の
気運
(人間性)を
取り戻すことは
可能だと思いますよニコニコ
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怒りを抑圧した腰痛に抗ウツ剤は自殺行為

微笑みながら
話してくれたら
こちらも
こころを開きやすいのですが

怒りを
あらわにされると

ちょっと引きますね。

それが
普通だと
思います。

ある種の
防衛機制で
生きていくには
必要な
感覚です。

また
怒りは
抑圧されやすいですね。

人を不快にすることを
嫌う日本人は
特に
抑圧がきついです。

無意識のうちに
抑圧してるので
ややこしい話でも
あります。

腰痛の何割かは
怒りではないか

という説もありますよ。

なかなか治らない
腰痛をお持ちの方は
怒りの除去が
痛みの除去に
なるかもしれませんよ。

心因反応ですから
広い意味で
PTSDですね。

腰痛が治らなくて
うつ状態になるのも
心因反応です。

そういう方は
抗うつ剤なんか
飲んでる場合では
ないですよ。

死んでしまいますよ!
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朝日新聞『獅子頭』第三十六話  理解を阻む感情論の正体

二順は
料理の背景にある
壮大な
歴史と文化を

雲紗の父親から
教わり始めました。

ところが…

雲紗の母親は
東北料理の解説が始まると
すぐに
感情を害し始めます。

「(東北人は)単純だの無骨だのって
あんたのようなずる賢くって偉そうな
南蛮人にはなりたくないね」

父親は
東北がいいとか悪いとか
言ってるんじゃなくて

歴史的な話をしているのだから
怒らないで聞いてよと
なだめますが
いつもは
やさしく穏やかな
雲紗の母親が
もはや半ばコントロールを
失っているかのようです。

PTSD研究家翠雨の日記

料理の話が
そっくりそのまま
個人の性格の話に
すりかわっているみたいで
大きな混乱が
起きています。

無意識にある
コンプレックスが
刺激されて
感情のコントロールが
できなくなってしまいかけて
いるのですね。

食べ物は
このように
刺激を受けやすい
鬼門のような
意味を持っているのですよ

鬼門とは
よくも悪くも
変化宮のことです。

見方につけるか
敵に回すか
雲泥の差になりますが

リセットにまつわる
こころの秘密が
ここにあります。

拒食というPTSDも
修行における断食も
ここに関する問題です。

雲紗の母親は
変化したい
(理解を深めたい)から
怒っているのでしょうね。

愛すべき人ですニコニコ

全く馬鹿な話で
ナンセンスと感じたら
無視しますよ。

つまり
【怒り】という防衛機制を
使いながら
この場に
なんとか適応しようと
しているのです。

怒りが静まれば
よい&悪い
(陰陽)を
超えて
料理を深く知る
太極への
パスポートを得ることに
なります。

そしてここは
対話による得心で
超える必要があります。

怒りを薬で静めるとか
説得で抑圧させるとかでは
ありません。

とか偉そうに言ってますが…

私も学会で雲紗の母親を
大勢怒らせてきたかもあせる
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統合失調症の首振り発作は器質か心因反応かウイルスか?!

ユングが
患者さんの
首振りを
現在の専門家のように
無意味とか
病気とかで
片付けず
無意識深くに
潜む
自己治癒力との
関係性に気づいたのは
画期的なことです。
首振り発作と言えば
精神科治療学に
『頻発する首振り発作に
ribavirinが奏効した
統合失調症の1例
—ボルナ病ウイルスとの関連の可能性』
という論文が掲載されています。
器質的問題なのか
心因性なのか
ウイルス説なのか

楽しみですねニコニコ

闇に映える復元平城宮大極殿のライトアップ 仏教&陰陽五行説の習合

PTSD研究家翠雨の日記
奈良市の平城宮跡に
復元され
桜が咲き誇る中
幻想的に
浮かび上がる
大極殿です。
照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さん
による
ライトアップの
演出ですが…
西洋二元論ではない
【一太極二陰陽】の
哲学の具現化が
太極殿
です。
日本では
仏教の華厳思想と
習合した
神々しさが
特徴的です。

DVの心理療法を否認する精神科医③ この人の存在がDVそのものだ!

3年前は
ハウステンボスで
DV被害女性の
箱庭表現について
発表した。
このときの
指定討論者は
精神科医だったが
これまで出会ったなかで
一番ひどかった。
ユング派の資格こそ
持っていないが
一応
河合隼雄から
宗教部門を
依頼されたと
標榜している人物で
ある。
ユングと宗教なんて
PTSDとトラウマくらい
核心的で密接な関係
性の
ものである。
それが
第一声は
「こういう研究は
国際学会でも
すべて否定してきた」
「自分だけ
わかっている
みたいな
偉そうに」
「河合先生が
したかったのは
こういうことじゃない。
迷惑だ」
…などなど
怒涛のように
まくし立てる。
私の発言のどこが
どう間違っているか
なんて話は1つもなく
ただただ
感情的非難と
私の性格についての
バッシングに
終始している。
フロアーにいた
信奉者の男性が
それに加担しようと
したが
間違って
この精神科医の
私への非難と真逆の
いいがかりを
つけてしまったため、

場がしらけ
おかしくなった。
全く相反する
きめつけで
攻撃しているのだから。
「どうして
そういう風に
何でも
決めつけられるのか
私には
わかりません」
と言うと
溺れるものはわらをもつかむ
と言うが
「わからない」
という発言ににんまりし
「私はわかる」と
またおかしな感情論を
まくし立てる。
相手を困らせて喜ぶなんて
DV夫みたいじゃないか

とも感じた。
前代未聞の乱暴狼藉ぶりに
フロアーの雰囲気も
おかしくなり
さすがに
それを無視できなくなった
この精神科医は
いたたまれなくなり
司会者の
終了のあいさつを待たず
「自分たちを殺す気か」
と怒りながら
退室してしまった。

信じられますか?
これ学会の話ですよ。
この精神科医
京大の名誉教授ですよ。

【首振り】という古代宗教の模倣と無意識の自己治癒力の関係

ユングの患者さんは
「太陽から
筒が
下がっていて
筒から
風が吹いている。
筒がこちらを向くと
西風が吹き
筒があちらを向くと
東風が吹く。
だから
それにあわせて
首を振っている」
と説明し
確かに
ペルシャ語で書かれた
ミトラ祈祷書に
その内容は
存在したようです。
こういうエピソードの
収集は
集合的無意識
(普遍的無意識)の
存在証明になる

思います。
しかし問題は…
なぜ
ミトラ祈祷書の
マネを
この患者さんの
無意識は
する必要があった
のでしょうか?
怪我をしたとき
わざわざ
身体に頼まなくても
かさぶたができて
傷を保護しつつ
その内部でも
自己治癒力が
活性化
されます。
同様に
何らかの心理的ショックを
受けた場合も
無意識のうちに
こころが内部に引きこもり
自己治癒力の
源を探り当てる
のでは
ないでしょうか?
内部ですから
かつて存在した
原始的な方法です。
ある時代には
常識であったような
その方法と一体化することで
治ろうとしているのでは
ないでしょうか?
脚下照顧
温故知新ですね。
意識を退行させて
無意識にある
古代のリセットの法則と
一致させようとしている
のですから
これは
瞑想です。

首振りは
異常行動ではなく
鍼灸理論で言えば
瞑眩反応
です。
(悪化したように見える)
西洋医学では
陰か陽
陰でなければ陽
陽でなければ陰
ですが
一太極二陰陽の
リセットの法則をもつ
東洋人の無意識においては
これは
好転反応なのです。
拒食も同じです。
常識では食べないのはよくない。
しかし食べないこと
(食べないように
抵抗しての結果なら
過食も同様)は
PTSDに対する
好転反応
つまり自己癒しの過程に
入っている証なのです。
つまり
我々東洋人は
ユングの心理学を理解し
東洋の自己癒しの
リセットの法則と
あわせて
理論化したものを
患者さんに提供すべきなのです。
しかし
現在は
ユング心理学が理解できずに
放り出し
東洋思想なんて
もっと難しいから
やれっこない!
という了見で
医学モデルに右へ倣へ!

はっきり言えば
専門家による
魂の大量殺人が
行われているのです。
無差別殺人は
被暗示性の高い
一部のヒステリー患者さんが
無意識のうちに時代の問題を
感じ取り
ツラレテ
真似てしまったという
あまりに悲しくも
【象徴】的な表現なんです。