顔のない
不思議な肖像画から
顔が浮かび上がり
この顔をみて
主人公は
気絶しました。
気絶してからも
悪夢を見て
うなされます。
浮かび上がったのは
両親を殺した人の顔
だったのです。
10年前
まだ幼かった主人公は
ショックで父親の名前さえ
忘れてしまっていたのですが
すべて思いだしました。
主人公の師は
意識を回復した主人公に
「顔が浮かび上がったとき
倒れたのを
覚えているか?」と
すぐに聞いています。
トラウマを複雑化させない
ための
大事な応急処置ですね。
事情は何も知らなくても
このくらいのことが
当たり前にできなくては
なりません。
そして驚かされるのは
やはり
絵とイメージや記憶の
関係です。