米軍帰還兵のPTSD研究2010② 薬物療法

ウォルターリード陸軍病院
(Walter Reed Army Medical Center)は

2人の帰還兵に対して
星状神経節ブロック(STB)という治療法で
頸部にある神経の束に
局所麻酔薬を注入することで
一時的な症状緩和ではない
効果が得られたと発表した。

1人は現役で
もう1人は
20年近く前の湾岸戦争の兵役以来
心的外傷後ストレス障害
(PTSD)の症状に苦しんでいた。

10分ほどの処置で
両者とも
「顕著で持続的な緩和をすぐに実感した」
という。

そして
PTSDに分類されるような
症状があらわれなくなり

精神科医の指導の下
7ヵ月後にこの2人は
抗鬱薬と抗精神病薬の利用を
やめることができたと
いう。

この神経の束は
交感神経系の中枢で
体の「闘争/逃走」のストレス反応を調整している。

レイノー症候群など
様々な病気の治療に
何十年も使われてきた療法であるとはいえ
危険性がないわけではない。

最も一般的な危険性は
注射針を挿す位置の誤りで
神経系や血管系の損傷が起こるというものだ。


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