無差別殺傷加藤被告の法廷での涙とPTSDの悲劇

本日の
第10回公判では
夫がナイフで刺されるのを
目の当たりにした女性が
「命をもって(罪を)償ってほしい。
絶対に許されない。
亡くなった方々のために
一つだけでも
良いことをしてほしい」と
語気を強めると
加藤被告は
表情は変えずに涙ぐみ
(これまで入退廷時には
遺族や被害者が座る傍聴席に向かって
一礼をしていましたが)
この女性の証言の後に
休廷し退廷する際には
動揺していたのか
頭を下げなかったそうです。
何らかの心境の変化が
見受けられたのですね。
治療的には
よい傾向です。
DVシェルターでも
泣くことは1つの重要テーマです。
スサノヲも大泣きしてから
誰にも倒せない大蛇を
倒す知恵を得ましたから…
永山則夫の
『無知の涙』を
思います。
$PTSD研究家翠雨の日記
この場合の無知とは
いわゆるおろか
(【発達障害】)という意味ではなく
『ああ無情』の
ジャン・バルジャンに近い
どうしようもない
人間の悲劇に関する知恵への
無知です。
PTSDの悲劇です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です