月別アーカイブ: 2010年5月

ハロッズの売却を機に確認したいダイアナ元妃のPTSD

高級百貨店ハロッズが
政府系投資会社のカタール・ホールディングに
売却され
ダイアナ元皇太子妃とともに事故死した
アルファイド氏の父親も
引退することになったそうです。
ダイアナ妃と言えば…
名家の生まれですが
両親の離婚が
トラウマとなり

寄宿学校で教育を受けますが
極端に勉強を嫌い
成績は悪く
乗馬や水泳などのスポーツやピアノは
得意でした。
PTSD研究家翠雨の日記
身体を動かすことや
芸術によって
あるいは
保育士になることによって
傷ついたインナーチャイルドの
育ちなおしを
図っていたのでしょうね。
結婚してからは
摂食障害になりましたね。
そして王家に
不適応を起こしました。
ダイアナ妃が亡くなった頃から
わが国では
自殺者が増加し続けています。
今一度
確認しなければ
ならないでしょう。
①PTSDであったこと
②勉強はできなかったけれど、発達障害ではなかったこと
③笑わないことが多かったけどアスペルガーではなかったこと
④摂食障害の背景にトラウマがあること
⑤適応障害ではなかったこと
日本の皇室に対する誤解も
ついでに解いてもらえたら
うれしく思います。

風の絵師第18話⑥ PTSDの謎解きに必要な度胸と反逆心

師は度胸があり

主人公は
問題児
反逆児
として
有名になってしまいました。

でも
集合的無意識
(普遍的無意識)の
常識を超えるには

そういう才覚が必須アイテムです。

ポニョにも通じる
ことです。

PTSD研究家翠雨の日記

PTSD研究家翠雨の日記

妹たちに先んじて
父の家に閉じ込められているのが
嫌で
家出したのです。

父親からしたら
問題児ですが

父親も最後はポニョを認めました。

聖書にも
「あなたは父の家を出て
私の示す場所に
行きなさい」

という神の声が出てきます。
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風の絵師第18話④ PTSDの怒りは取り扱い注意!

PTSDから
離脱しつつある
主人公は

父母を殺した人物に雇われ
その人物のために
絵を描いていたことを
知り

怒りから
その人物を殺そうとしますが

師が
友を殺された自分だって
今すぐ殺したいが

「激情にかられて
うかつに動いたら
危険だ」と
制止します。

PTSDにおける
怒りには注意しましょうねニコニコ

怒りの抑圧はいけませんが
(まあ無理でしょうが)

怒りに任せて行動することは
アクティング・アウト
(行動化)
です。

じっくり内的に
取り扱ったのち

必要なら
慎重に行動にうつすべきでしょう。
(もちろん暴力はダメです)
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風の絵師第18話③ リカちゃんハウスのままごとみたいな箱庭療法

主人公の師は
言います。

よい師はよい弟子を創る。
よい弟子は師を理解する。

でもそれだけではいけない。

弟子は師を越えなければ
ならない。

キリスト教文化と
違うところです。

ビルシャナ仏の頭の上を
超えて行けというような

【超凡越聖】です。
 
宗教と芸術と心理療法は
同じ思想の上に
展開
されています。

今の臨床心理学は
ユングや
河合隼雄を超えるどころか
理解すらできていません。

そんな思想で行う
箱庭療法や絵画療法は
ままごとです。

箱庭がリカちゃんハウスだから
かぐや姫も
わがままでうそつきにしか
見えないのです。
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風の絵師第18話② 無表情と【解離】

$PTSD研究家翠雨の日記

美人ですが
ちょっと怖いです。

無表情だからでしょう。

この人は
画廊の主人の
護衛武士

情けや哀れみなど
感情を持たないのだと
主人は言います。

情けや哀れみなど
あっては
人を容赦なく斬ることは
できないでしょう。

【解離】させているのか。

PTSDで
【解離】した人物を起用したのか。
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風の絵師第18話 ① 心理療法に欠けている井筒俊彦【象徴】を観る眼

主人公は

画廊の主人に言います。

「芸術家の
目に見えるもの
耳に聞こえるもの
感じられるものがある」

西洋哲学と東洋思想を
抱合した
井筒俊彦も

こんなこと書いてました。

「【易】の聖人の意識は、
広い意味での
シャーマン的意識。

そういう意識に直結した
特殊な目で
彼は外界をみる。

その彼の目に
事物は幽玄な象徴性を帯びて
現れてくる」

  ―『意識と本質
    ―精神的東洋を索めて』p210

ユング心理学に出会っても
これがわからないから
デタラメな
分析をして
心理療法ばかりか
人間の魂さえ
台無しにするのでしょう。
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一般公開開始の高松塚古墳壁画とPTSD

奈良県明日香村の
高松塚古墳壁画
(8世紀初め)の
修理施設で
5回目となる壁画の一般公開
(文化庁など主催)が
始まりました。
河合隼雄は
この壁画を見て
倒れ
還らぬ人となりました。

壁画と死者のあいだに
一体
何があった
のか
想像力をめぐらすことで
臨床力を取り戻さなければ
国民に受け入れられる
臨床心理学への再生は
ないでしょう。

自らのPTSDに気づかないユング派精神科医の一事例

日本ユングクラブが発行していた
プシケーという雑誌は
廃刊になっていますが
2004年のを読んでいたら
ユング派精神科医の女性の
記事がありました。
そううつ病の遺伝負因が
自分にあると思い
発狂不安と抑うつ状態
思春期の頃には
顕著なものになっていたので
(多くのPTSD罹患者同様)
その手の本を読みますが
理解できず

 ―みなさんも
 読めなくて普通
 何か分かったらヤッター!
 くらいの気持ちでいた方がいいですよニコニコ
精神科医になりますが
いずれ発狂するとの
(マインドコントロールチックな)
強化を日々(無意識のうちに)
暖めていたようです。
そのうち喘息発作も起こすようになり
8年教育分析
(心理療法と思って間違いないです)を受け
ようやく
いやいやながらとはいえ
狂気と向き合う
ことが
できるようになったそうです。
PTSDを自力克服したユングの心性
についても自らと同じ
うつ病圏と捉え

90年代から使用されるようになった
SSRI
高く評価し
ユングだって今生きてたら使うだろうとさえ
書いています。
 ―解せないのは私だけでしょうか?
  また
  最近、自死遺族が訴えた薬物問題を
  今どのような気持ちで
  聞いておられるでしょうか?
しかも…
今でも
(2004年時点ですが)
心気的自律神経症状
あり
その克服のため
漢方を学ぼうと考えているそうです。
心気的・自律神経…
薬は利くのか利かないのか…
トラウマが邪魔をすると
いくら科学者であっても
客観的に
まっすぐ普通に見て
合理的に統合してモノを考えることが
できなくなってしまうのかも
しれませんね。
ユング派なので
(別名文化派です)
漢方は
薬ではなく
哲学としての
陰陽五行(易)を
学びながら
脳トレすることを
処方したい
そう感じました。

うつ病自殺7割が精神科を受診 →断薬へ脱マインドコントロール

4日に出てたんですね。
こんな記事に限って
なぜみつけられなかったのでしょうしょぼん

うつ病で自殺した人の7割が
精神科を受診しており
その多くは「抗うつ薬」を服用していたことが
遺族が行った調査でわかりました。

最近は製薬会社のテレビCMや
政府の「うつキャンペーン」のせいもあって
抗うつ薬に抵抗感のない人が増えていますが

医療関係者の間でも
安易な服用を懸念する声があがっています。

全国自死遺族連絡会が
2010年3月までに行った調査によると
自殺者1016人のうち精神科を受診・治療中だった人は
701人(69.0%)でした。

自殺者のうち飛び降り・飛び込みは197人
自宅のマンションから飛び降り自殺を図った場合は
全員が受診
していました。

自殺した20~50歳代女性も
100%が通院
していました。

「1日20~40錠の服用はざらにある」

自殺者の多くは抗うつ剤を服用していたことも
わかりました。

まずは精神科
まずは薬という
信仰を捨てないと
掬われないと

なんとなんとはっきり
書かれています。

うそみたいですが
本当です!

少しまともに
なってきましたニコニコ
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