ユング研究所門外不出の図
だったのですが
秘密というものは
だんだん漏れるもの
10年前には
教科書なんかにも
使われるように
なりました。
人間のこころは
人ゾレゾレに見えますが
無意識の深いところでは
繋がっています。
―この図だと3人の人のこころが
深層で繋がっています。
共通の常識を
もっているのです。
だから
その深層で繋がれば
会話はスムーズになるし
PTSDだって
克服できるんです。
見えにくいと思いますが
Hと書いてあるのは
地球で言えばマグマみたいな
エネルギーです。
敵にまわせば
精神の統合を失調してしまいますが
見方につければ
百人力です。
―禅画【十牛図】でいえば牛です。
Hと人間の表層意識をつなぐのが
真ん中にある管みたいな場所
感官と言います。
ここをコントロールすれば
マグマみたいなエネルギーを
見方につけることができるのです。
月別アーカイブ: 2010年6月
フツーの学生さんにも表現は大事
PTSDの人たちだけでなく
普通の学生さんにも
絵を描いてもらいます。
比較のためです。
次回で
描画法はおしまいにしますと言うと
「ふえx-っ!★▽×…」
最前列の学生さんの発した声です。
<今のを日本語にすると?>
「ちょっとー」
精神分析で指摘されてますが
日本人の言う
ちょっとは大分と言う意味です。
ちょっとは一寸と書きます。
一寸って結構ありますから
(そのうち半分の5分の魂です
虫の話にしてますが…)
遠慮するのが習いですから
何がちょっとなのか
言えません。
翻訳すると
「非常に困ります。
何とか考え直してください」
です。
最前列でいつも
昼寝してるくせにね。
何かを訴えるような
表情ですね。
普通の学生さんも
いろいろあるんでしょう。
傾聴する人が増えたら
表現する場所が増えたら
もっと
住みやすい世の中になるでしょうにね。
何も難しいことではないのにね。
描画法
今以上に大事にしようと
思いました。
JR阪和線本日も遅延
午後
JR阪和線を使った。
今日も事故
しかも新バージョン
「2箇所で遮断機に
異常が発見されましたため
ただいま
大幅に列車運行が
遅れております。
お急ぎのところ…」
というものであった。
月曜日に続き
今日もタクシー利用
高級な身分ではないが
遅刻が致命的な
仕事だから仕方がない。
タクシーの運転手さんから
頻発する列車飛び込み事故や
政治、医療への思いを
聞くことができて
勉強になるが
そういう問題じゃない…
遮断機が頻繁に故障するほど
何が起きているのか
そろそろ
本音を語り合いませんか?
賽の河原
三途の川は
伝説上の川
こころのメカニズムは
比喩や象徴でしか
表現できません。
この世とあの世の
あいだにあるというのは
意識と無意識のあいだ
現在と過去
意識と記憶のあいだに横たわる
問題のアリカ
でしょうね。
―易キチガイとしては
【一太極二陰陽】の
リセットの法則を
思わずにはいられませんが…
三途川にある
河原が「賽の河原」
(さいのかわら)
親不孝の罪による
永遠の責め苦とかいうのは
きっと俗信で
ユングが
喪の作業に塔を建て続けてたような
【置き換え】でしょうね。
でも
最終的には地蔵菩薩によって
救済されるなんて
ファンタジーもあり
それなら念仏信仰的です。
この絵を描いた人は
もっと素敵な方で
自覚により
変化しようとしています。
余裕がないようですが
家事や通学しながら
これだけのこころの作業しているのですから
当たり前です。
がんばってますよ
続きを読む
いいんだよ
何を描いてもいいのです。
というよりは
何でも
描かねばならないのです。
立派なこと
まとまったことを
描こうとしてはダメなんです。
フロイトの精神分析で
寝椅子(カウチ)に横たわって
「あーだ。こーで、Zがアルファで
サッカーはカスミソウ…」
脈絡なく
話すのと
同じです。
まるって
結構許容量高いですよ。
何でも受容してくれます。
そして何か
反射してくれてる
ハズです。
下手な心理療法家より ←なかなか鏡のように無になれない
よっぽど! (大円鏡智)
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』~九十九話 性的被害の苦悩と二次被害
加害者への
怒りと怖れもあるし
置かれた状況を
どう解釈していいのか
頭が迷路に
はまります。
こころが
完全に恐怖でのっとられてますから
加害者が
やってくるのも
嫌だし
来ないと不安になります。
さらには加害者が
懐妊したことを
知らされ
かつて
空中ブランコから
落ちたときのような ←トラウマ再燃の危機
めまいに
襲われ
目の前が真っ暗になり
倒れこみました。
加害者の顔を
意識から追い出そうとしますが
そうすればするほど
懐妊という二文字が
鮮明になり
家族や送り出してくれた
祖国の仲間に
にらみつけられる幻影に
苦しみます。
涙があふれ
我慢できず
泣き出すと
世話役の男性は
おかしなやつだとは
知っていたが
精神病の薬が必要かと
迷惑そうです。 ←平成の日本人と同じですね!
かろうじて
事情を話しましたが
信じてもらえません。
男性が女性に
レイプされるなんて
なかなか理解されない
でしょうね。
被害者の二次被害が
リアルに表現されてます。
続きを読む
大阪地裁が労災認定した富士通元女性社員へのいじめと妬み
同僚から
「営業の仕事をしていないのに高給だ」
などと
ねたみから
悪口や陰口を言われる
いじめが原因で
不安障害や抑うつ状態になったのに
労災と認められなかったのは
不当として訴えていた
元社員の女性(45)に
「いじめは集団で長期間継続しており
内容も陰湿。
女性が受けた
心理的負荷は強度」と
言わざるを得ないとして
業務との因果関係が
認められました。
労災と認められたのは
よかったです。
あとは
心理的負荷からうつになったのだから
PTSDと書いてもらいたいですね。
そして
ねたみからいじめが起こるのも
結構古典的な常識ですから
いじめられてるみなさん
土居健郎
『いじめと妬み』など読んで
身を守りましょうね
続きを読む
SMAP『世界に1つだけの花』は悪くない
♪花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで
バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?
そうさ 僕らは 世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい
バラとカーネーションの
どちらが美しいかというような
競争は要らないと
歌ってるわけで
たくさんのバラの中で
花屋さんの
目に留まったもの
たくさんのカーネーションの中で
花屋さんの
おめがねにかなったものが
店頭に並んでいるのです。
競争はあるし
花は咲かせねば
なりません。
その結果はみんな
すばらしいから
卑下するなと
歌っているわけで
努力放棄の歌では
ありません。
西田幾多郎は
同じことを
竹は竹
松は松と
各自その天賦を充分に発揮するように
人間が人間の天性自然を発揮するのが
人間の善である
と言ってます。
自己実現
個性化は大事なんです。
こころに花は飾るべき
(華厳経)
なんです。
続きを読む
PTSDと【ポリアンナ症候群】
テレビアニメ
「愛少女ポリアンナ物語」から
生まれた概念です。
心的疾患のひとつで
ポリアンナイズム
(Pollyannaism)とも呼びます。
現実逃避の一種で
ポジティブシンキングの
負の側面を表すものです。
―ポジティブシンキング自体は
悪くないですよね。
「直面した問題の中に含まれる
(微細な)良い部分だけを見て
自己満足し
問題の解決にいたらないこと」 ←回避ですね。
「常に
現状より悪い状況を想定して
そうなっていないことに満足し
上を見ようとしないこと」 ←ポジティブではないですね!
などを指します。
ポリアンナは
父の突然の死により ←トラウマティックな始まりですね。
叔母のパレーに引き取られますが
ポリアンナ症候群的発言(?!)で
周囲の人間たちを感化
してゆきます。
自動車事故により足が動かなくなっても
危険な手術に耐え
再び自分の足で
立ち上がれるようになるなど
努力している点は
ちょっと軽い扱いになってしまって
残念ですが
やはり
普通の人がみても
【否認】が目について
コメディになってしまったのでしょう。
でも閉鎖的な
DV家庭や
虐待家族
ハラスメント環境では
案外加害者が
被害者にポリアンナになるよう
マインドコントロールしてますよ。
脱マインドコントロール
たくさんしてきましたから。
SMAP『世界に1つだけの花』と西田幾多郎の自己実現
槇原 敬之
花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで
バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?
そうさ 僕らは 世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい
西田幾多郎
善とは
自己の発展完成
self realization ←ユングの自己実現
であるということができる。
即ち
我々の精神が種々の能力を発展し
円満なる発達を遂げるのが
最上の善である。 ←邪魔するのは悪魔のしわざ
by 翠雨
竹は竹
松は松と
各自その天賦を充分に発揮するように
人間が人間の天性自然を発揮するのが
人間の善である。
華厳経
華厳は花を飾る ←もちろん【象徴】として
こころに!