月別アーカイブ: 2010年6月

中島みゆき『異国』 ④悪口の【否認】撃退法

PTSDは記憶障害です。

部分的記憶喪失
起こしています。

それに周囲も自分も
だんだん違和感を感じ始め

調整しようと
話し合おうとしますが

話が必ず食い違います。

【否認】させようとする
圧力が強いなら

靴を脱いで
リラックスできる場所で
第三者との間で
(それはなかなか難しいので
多くの人は自分との対話で)
言いたかった悪口を言いながら
記憶の調整を
しています。

自分に向き合うと
まず出てくるのが
【影(シャドウ)】です。
 ―ユング心理学の考え方です。
 ただし日本人PTSDの影は
 統合なんて簡単なものでは
 収まりません。
 二元論ではないですから。

悪魔みたいな存在は
悪口を言うべき相手である可能性が
高いです。
畏れず、
「消えろ!パンチ!
もうあんたなんか怖くない。
私に何もできないじゃないか!」と
夢の中で叫ぶ練習をしてください。

不思議な方法ですが
カルロス・カスタネダの方法
の応用です。

逆催眠ですね目
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中島みゆき『異国』 ③金剛経&ユング御用達パスポート【孤独】

【応無所住 而生其心】

まさに住するところなくして
しかもその心を生ず

【金剛経】の言葉です。

六祖慧能禅師は

まだ貧しい芝刈りの時に
このフレーズを耳にして

出家したくなりました。

老いた母もいるし
文字も知らないし
お金もないし
…ないないづくしでしたが

禅宗第六人目になったのです。

異国の寂しさ・孤独は
PTSD特有です。

中島みゆきのかもし出す
離人感は
孤独そのものです。
 ―離人感わかる人
 年々増えてますよ!

でもこの孤独感が
自己実現へのパスポートだと
思います。
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中島みゆき『異国』 ②夏目漱石『夢十夜』のアニマ

漱石の『夢十夜』
第一夜では
死にゆく女性が
「100年待っててください。
きっと逢いに来ますから」と

言い

夢見手は
埋めました。

中島みゆきは
100年しても
自分を埋める場所がないから
死ねないと

歌っています。

女性はアニマ
 ―PTSDのトラウマでしょう。
  おとなしく埋葬されてくれません。
  忘れるとお墓で運動会が始まります。
  疲れますが、参加したら
  人生を豊かにする存在です。

ロンドンで
PTSD発症した
漱石

離人症的で
 ―離人感自体は
  ノーマルから統合失調症まで
  出現します。
  その程度が軽いか重いか
  永続するかどうかの違いだけです。

なぜかPTSDソングばかり書く
中島みゆき

時代を超えての
共通モチーフがありますが
 ―ユング心理学でいう
 元型のモチーフです。

PTSD度は
明治よりも昭和は
重くなっていたのかも
しれません。

平成のPTSDは
二次被害という名の
専門家によるいじめもありますから
より複雑化・潜在化しています。
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中島みゆき『異国』 ①歌詞

とめられながらも去る町ならば

ふるさとと呼ばせてもくれるだろう

ふりきることを尊びながら

旅を誘うまつりが聞こえる二度と来るなと唾を吐く町

私がそこで生きてたことさえ

覚えもないねと町が云うなら

臨終の際にもそこは 異国だ

百年してもあたしは死ねない

あたしを埋める場所などないから

百億粒の灰になってもあたし

帰り支度をしつづける

悪口ひとつも自慢のように

ふるさとの話はあたたかい

忘れたふりを装いながらも

靴をぬぐ場所があけてある ふるさと

しがみつくにも足さえみえない

うらみつくにも袖さえみせない

泣かれるいわれもないというなら

あの世も地獄もあたしには 異国だ

町はあたしを死んでも呼ばない

あたしはふるさとの話に入れない

くにはどこかときかれるたびに

まだありませんと うつむく

百年してもあたしは死ねない

あたしを埋める場所などないから

百億粒の灰になってもあたし

帰り支度をしつづける
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朝日新聞『獅子頭』第八十五話 お呼びでないことをスル! 

PTSDを克服し
【自己実現】しようとする
二順です。

祖国では
自己実現の別名
【個性化の過程】を
バクシンしてましたが
日本に来てからは

文化の壁に見事にぶつかって
気の毒で見ていられません。

圧巻は
女性からのレイプ
です。

温順な二順も
さすがに怒り心頭です。

なんと失礼な女性でしょうか。

しょげていると

職場で
追い討ちをかけるような
致命的な一言を耳にしました。

「(日本では)
お前の仕事でもないのに
手を出して骨を折ったって
感謝されないどころか
怒られるんだゾ」

暗黙のルールとして ←常識・分別ひらめき電球
あると思います。 

学会から認められた人が
「あなたがユングと宗教をやりなさい」
「あなたがユングと文学をやりなさい」
と言われて
成果を出したら
それが認められるわけであって

私が横から
あーだ、こーだと言うのは
非常に迷惑な話です。

でも
私はその人たちのためにあるのではなく
PTSD研究のために
存在しようと思います。
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PTSD二世の意外な強み

DVシェルターの常識は
加害者に会わないこと。
つまり離婚すること。
しかし
相当多くの女性が
この常識に反感を
持っている。
 ―そういうことは
  自分で決めたい。 
福祉は権利だから
気にすることはないのだが
安全な場所と
温かい食事や布団を
提供されると
反論しにくくなる
どころか
そんな風に感じる自分に
罪悪感をもつらしい。
DV家庭で
長年にわたって
無意識に
強く刷り込まれた
根拠のない
間違った常識

保護されたくらいでは
消えない。
そのトラウマは
静電気のように
専門家による二次被害という
ゴミを吸い取り
複雑化するから
多くの被害者は
ここでマイってしまい
あまり考えないようにして
みなと同じように
流されようとする。
しかし
何割かは
スタッフとぶつかり
私に窮状を訴える。
そして
加害者に会い
相手に対する見方を
しっかり変えることに
成功する。
すると
「関係修復したい」と
涙を流していた人も
急に
離婚の意思を固め
エネルギッシュに
変わってゆく。
 ―女性は決断したら
  早い!
加害者の方が
これにはショックを受け
【解離】を起こす。

被害者が
「~だったでしょう」と言うも
全く記憶にない
知らないと言う。
「でも~で
これが~なら
やっぱり~だったってことでしょう」
相当詰め寄っていく。
最後は小さな声で
「ごめんなさい」と言うそうだ。
【解離】が解けてのことなのか
どうかは不明だが
関係性の大逆転は確かに
起こっている。
DV家庭に育ちながら
DV被害者になった人や
小さいときから
親との関係がよくなくて
身体化
(PTSD)した人は
気づきが起こると
逆に案外強いところがある。
PTSD研究家翠雨の日記
日本人のこころは
二元論では
できてないですからね。

「学校を壊しな」とそそのかす母親とユング心理学の【象徴】


なんという親子だ!と
言いたくなりますが…
無意識の心理学では
【親殺し】なんて言いますし
仏教は
【殺仏殺祖】です。
無意識の論理では
【殺す】は【超える】
【壊す】は【変える】
【結婚】は【関わる】
なんですね。
今の学校は確かに万能では
ありません。
変えてゆくべきだというのは
誰でも知ってます。
ただ【象徴的】に壊して
欲しかったですね。
でも
フロイトの親殺しは知ってても
仏教の
【殺仏殺祖】を知らないで
かぐや姫をわがまま扱いし
人格障害や
発達障害の研究ばかりするような
専門家しかいない現状では

こういう【行動化】という名の
勘違いも起こるのでしょう。

C.G、ユングの死別PTSD予防対策

1923年に
ユングの母親が死んだ。
PTSD研究家翠雨の日記
ユングはチューリッヒ湖畔の
ボーリンゲンに土地を入手し
自分で石を積み
塔を建て始めた
休日はできるだけ
ここで過ごし
思索が熟成するのを待っていた。
1955年に
夫人のエンマが死んだ。
ユングは
やはり
塔に手を入れ拡張し
よく通った。
死は普遍的なことですが
人間を哲人にします。
ちゃんと哲人にならないと
いけないんです。
ユングは
心理療法の理想は
苦しみに耐える力と
哲学的忍耐力を
養ってもらうこと
って
言ってますよ。
トラウマに向き合うには
強さと常識を超えた哲学が
必要ですね。
巨大な塔を建てるほど
すごいエネルギーを
PTSDの人は放出していますよ。
傍目には
静かな
なーんにもしてない人に見えるのでしょうがね。

中島みゆき『異国』 ④悪口の【否認】撃退法

PTSDは記憶障害です。
部分的記憶喪失
起こしています。
それに周囲も自分も
だんだん違和感を感じ始め
調整しようと
話し合おうとしますが
話が必ず食い違います。
【否認】させようとする
圧力が強いなら

靴を脱いで
リラックスできる場所で
第三者との間で
(それはなかなか難しいので
多くの人は自分との対話で)
言いたかった悪口を言いながら
記憶の調整を
しています。
自分に向き合うと
まず出てくるのが
【影(シャドウ)】です。
 ―ユング心理学の考え方です。
 ただし日本人PTSDの影は
 統合なんて簡単なものでは
 収まりません。
 二元論ではないですから。
悪魔みたいな存在は
悪口を言うべき相手である可能性が
高いです。
畏れず、
「消えろ!パンチ!
もうあんたなんか怖くない。
私に何もできないじゃないか!」と
夢の中で叫ぶ練習をしてください。
不思議な方法ですが
カルロス・カスタネダの方法
の応用です。
逆催眠ですね目

中島みゆき『異国』 ③金剛経&ユング御用達パスポート【孤独】

【応無所住 而生其心】
まさに住するところなくして
しかもその心を生ず
【金剛経】の言葉です。
六祖慧能禅師は
まだ貧しい芝刈りの時に
このフレーズを耳にして
出家したくなりました。
老いた母もいるし
文字も知らないし
お金もないし
…ないないづくしでしたが
禅宗第六人目になったのです。
異国の寂しさ・孤独は
PTSD特有です。
中島みゆきのかもし出す
離人感は
孤独そのものです。
 ―離人感わかる人
 年々増えてますよ!
でもこの孤独感が
自己実現へのパスポートだと
思います。