デカダンスは
フランス語
décadenceからで
【退廃】です。
日本語から受けるイメージは
あまりよくないですが
「無」とか「空」に繋がるものの
フランス版で
本来は
哲学的で
よい言葉だと思います。
― 一生、そこに浸ってはいけませんが
【個性化の過程】のある時期において…
19世紀末に
既成のキリスト教的価値観に懐疑的で
芸術至上主義的な立場の
一派に対して使われたんです。
でも
21世紀に
その一派にいて
デカダンスを気取ってたら
化石と映る。
PTSDに関しても
この迷いが
案外多いなぁって
思います。
自分の頭と身体だけで
考える人だけが本物で
その人にしか
この病は克服できないと
思います。
月別アーカイブ: 2010年6月
心理臨床学会もPTSD研究の準備を始めたかも?!
昨日
『心理臨床学研究』が送られてきた。
学会員2万2千人のマンモス学会である。
少しずつだが
変化してきているように感じた。
8つの論文のうち
2つはタイトルにPTSD(1つは解離性障害)と
書かれている。
死別に対する悲嘆夢に関する研究もあるし
他も「悲しみを生き抜く」ことを支えたり
苦悩を理解しようという方向性で書いている。
前回は
「境界例的心性」
「重篤なスキゾイドメカニズムを呈する
統合失調症」
「自閉症」という言葉が躍っていたが…。
書評依頼もがくんと減り
(出版状況のきびしさもあるかも知れないが)
昔から信頼されている
統合失調症研究の有名な方が
1つやはり
統合失調症について
書いているだけで
(これはPTSDとの峻別に必要な本だと
思う)
発達障害の本はなかった。
私の研究を妨害する
老獪なユング派研究者が
巻頭言で最近考えていることを
書いている。
臨床心理学は
まだまだだ
全然進化していないと認め
PTSDとは書いていないが
また
情報革命のせいにしているが
統合失調症や発達障害にみえて
一見適応性がよいのに
重大な適応異常を起こしている事例が
増えていると書いている。
そしてイメージ研究を大事にしたいと
締めくくっている。
―この期に及んで
かぐや姫をわがまま扱いするとかでは
ないでしょうね!
PTSD研究といっても
暴露法だったりはするけど
大きな変化の流れがあることは
間違いないと思う。
神棚に飾っておこう
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十牛図十図 社会活動するようになる
十牛図三図 非指示&自己克服のコード
十牛図六図 影の統合
『竹取物語』仏の御石の鉢① 個性化の光明
石作りの皇子に
出された公案です。
石作りの人に
最高級(仏=真の自己)の石を所望している
のですから
個性化
(自己実現)の最高の
耀きを見せて欲しいと
いうことでしょうね。
それがかぐや姫
(耀く姫)とつりあう魂です。
なのに
頭で考えて
(分別)
手に入れられるはずがないからと
そのへんにあるもので
ごまかそうとしました。
『光明』の巻で
道元が書いてます。
「かくのごとくの流類
おほきのみなり。
文字の法師に習学すること
なかれ
禅師の胡乱の説きくべからず」
釈迦リキになって
無分別智を起こすのが
公案の目的です。
PTSDも釈迦リキになって
克服します。
常識では解けません。
耳学問で
わけのわからないことを
言う専門家(胡乱の学者)には
太刀打ちできない世界です。
自宅トイレに実母により11日間監禁された14歳のPTSD
今年2月
東京・練馬区の自宅のトイレに
当時14歳の次男を11日間監禁したとして
母親と交際相手の男が逮捕されました。
警視庁は
次男の全身にあざがあり
頭などを骨折していたことから
日常的に虐待されていた疑いがあるとみて
調べています。
逮捕されたのは
47歳の実母と交際相手の34歳男性です。
8日間連続と3日間連続の2度にわたって
あわせて11日間
この間
食パンと水と角砂糖しか与えられず
トイレのドアには外から板が打ちつけられて
逃げることもできず
窓から外にいる人に助けを求めて
監禁が発覚したということです。
全身にあざがあり
頭や鼻を骨折していたということで
「去年の8月ころからベランダに
長時間正座させられたり
棒で殴られたりしていた」と
話しているそうです。
次男はPTSDになっても
なんら不思議はありません。
こころのケアが必要です。
長男もいたのでしょうか。
DVの目撃もまた
虐待とみなされます。
長男にもこころのケアが
必要です。
こういう家庭もあるのが現状ですから
発達障害や人格障害に見える
子どもがいた場合
慎重に観察し
傾聴して
原因をつきつめてから
治療に当たってほしいです。
たいていは
PTSDだと疑ってかかった方が
いいかもしれません。
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ギャラクシー賞に選ばれた「死刑囚 永山則夫」に学ぶPTSD
優れた番組や出演者などに贈られる
第47回ギャラクシー賞
(放送批評懇談会主催)に
NHKの「死刑囚 永山則夫~獄中28年間の対話」
(昨年10月放送)が選ばれました。
何度も再放送して
PTSD学習の教材にしてほしいくらいです。
貧困や差別
無常観からのPTSDによる
犯罪です。
犯罪はいけません。
許されることではありませんが
理不尽な環境から
PTSDになることが
あります。
その極端な例としての
無差別殺人です。
永山は獄中で
自らのPTSDに向き合い
学んでいます。
永山から学ぶことは
PTSDの現状と
その克服の可能性を
理解することです。
それが
ひいては社会の安全や
誰もが住みやすい社会の実現に
役立つのです。
PTSD学習は
あらゆる人に必須だと
考えています。
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心理臨床学会もPTSD研究の準備を始めたかも?!
昨日
『心理臨床学研究』が送られてきた。
学会員2万2千人のマンモス学会である。
少しずつだが
変化してきているように感じた。
8つの論文のうち
2つはタイトルにPTSD(1つは解離性障害)と
書かれている。
死別に対する悲嘆夢に関する研究もあるし
他も「悲しみを生き抜く」ことを支えたり
苦悩を理解しようという方向性で書いている。
前回は
「境界例的心性」
「重篤なスキゾイドメカニズムを呈する
統合失調症」
「自閉症」という言葉が躍っていたが…。
書評依頼もがくんと減り
(出版状況のきびしさもあるかも知れないが)
昔から信頼されている
統合失調症研究の有名な方が
1つやはり
統合失調症について
書いているだけで
(これはPTSDとの峻別に必要な本だと
思う)
発達障害の本はなかった。
私の研究を妨害する
老獪なユング派研究者が
巻頭言で最近考えていることを
書いている。
臨床心理学は
まだまだだ
全然進化していないと認め
PTSDとは書いていないが
また
情報革命のせいにしているが
統合失調症や発達障害にみえて
一見適応性がよいのに
重大な適応異常を起こしている事例が
増えていると書いている。
そしてイメージ研究を大事にしたいと
締めくくっている。
―この期に及んで
かぐや姫をわがまま扱いするとかでは
ないでしょうね!
PTSD研究といっても
暴露法だったりはするけど
大きな変化の流れがあることは
間違いないと思う。
神棚に飾っておこう
PTSD克服にはウロボロスではなく六道輪廻図参照!
六道輪廻図です。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天
地獄は嫌だし
餓鬼の苦しみも困ります。
小児虐待なんて畜生以下です。
人間も辛いし
天はいいのではないかと思うでしょう?
ところが
有頂天はいけないのです。
そこから転落した天人のお話が
仏教説話にはあります。
r
怖い鬼さんに牛耳られた世界からの
解脱を目指すのです。
完結はありません。
常に水のように流れ続けるのが
いのちであり
生きているということなのです。
永遠に進化し続けるのが
東洋的自己実現
個性化の過程なのです。
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