スイスのアルプス観光列車
「氷河特急」脱線事故で
死亡した
兵庫県尼崎市の国本安子さん(64)の
長男尚さんは27日
ジュネーブで記者会見し
母親の遺体と対面したことについて
「泣き崩れました。
なぜ
こんな目に遭わなければ
いけないのかと思った」と
述べました。
レールの変形など
物理的原因を知ることも
必須ですが
それぞれの遺族の方々の
心理的課題は
「なぜこんなにつらい目に
逢わねばならないのか」
考えることです。
誰が悪いわけでも
ありません。
そして
常識では解けません。
かといって
考えねば
トラウマ化してしまいます。
このような惨事にあえば
誰もが
哲学者になります。
苦しい作業を見守ることが
大事でしょう。
「考えるな」
「意味なんかない。
偶然だ」
なんて言うのは
悪魔です。
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