化学物質過敏症と診断されると軽症化する

PTSD研究家翠雨の日記

化学物質過敏症
そのものはPTSDではないですが…

朝日新聞によれば
「心療内科や精神科を訪ね歩いた。
著名な精神科医も
うつ病と診断した。
だが、どこで治療を受けても
突然、力が抜け
判断力や記憶力が低下したり
平衡感覚を失ったりする症状

消えなかった」

化学物質という物理的な原因あるなら
【器質的疾患】です。

でも安易にうつ病という
内因性の(先天的)病とみなされる実情が
あります。

この方の混乱は
器質的なものと
心理的なものが
融合しています。

【二次被害】ですね。

なぜ言い切れるか。

案外多いのです。
そして
【化学物質過敏症】と診断され
納得した人は
ガラリと心境が変化し
活き活きされる
のです。

要するに
器質的な問題よりも
精神的な問題の割合が高いわけです。

いつまで続くかわからない
不治の病かもしれないのですから
誰だって不安になり
絶望しますよ。

こころが強いとか弱いとか
そういうことではありません。

といって
【器質的要因】を否認したり
「気にしすぎだ」などとは
絶対言ってはなりません。

診断名って大事ですね。

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