ラポールなしのマニュアル主義では心理検査すらできない

病院でテスターをしていた頃
(アルバイトかけもち)
痴呆症の新薬の
治験に関わった。
 ―生前の私の先生は
  やめたほうがいいんじゃないの?って
  言ったけど…
一定期間
その新薬を飲んでもらって
その前後で
心理検査をして
効果をみるというものだった。
なので
心理検査の結果に
社運がかかっている。
しかし
心理検査の結果が出る前に
いろいろ問題が起きた。
私の補佐をした
レジデントの先生に
被検者の脱落が相次いだのだ。
嫌がる検査を
無理に続行することは
できないから
中止となる。
  ―被検者は多めにいたから
  治験は続行されたけど…
教科書的な常識だけど
IQを測るためのテストでも
(だからこそ)
ラポール(こころの交流)は
基本なのです。
ましてや
上から目線の臨床心理士に
PTSD治療は無理というものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です