『カラマーゾフ』キツネ憑きという名のヒステリー

父親フョードルが
三男アリョーシャに言います。
おまえのお母さんは
おキツネさんだったが
おれは一度だって侮辱したことはないぞ!
すると
アリョーシャは
かつての母親と同じように
ヒステリー発作を起こします。
フョードルは
生前の妻と異常なくらいに似ていることに
打ちのめされました。
   …
ヒステリーって
普通に書いてあります。
 ―今はPTSDって言います。
うつるんです。
ウイルス感染ではなく
心理的感染です。
その現象は
あまりに強烈なので
昔はキツネや悪霊が憑依したと
信じられていましたし
今は演技であると誤解されたり
します。
 ― 転じて
   性格が悪いとか
   目立ちたがり屋だとか…
実際は
そんな計算する余裕どころじゃなく
本人もこの【解離】症状に
振り回されているのです。

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