消えた老人ミステリーと解離性遁走

朝日新聞の天声人語です。

日本では毎年
8万件の捜索願が出され
身元不明の遺体が千体見つかるそうだ。

「ふらりと出たまま」から
「どこの誰やら」へ。
漂泊のうちに
肉親の記憶は色あせ
実名は無名に漂白される。

長寿大国の名が泣く
怪事である。

PTSDによる
解離性遁走は
案外多いかもしれません。

加齢による認知症でしょうって?

仙台では
エリート青年医師が
仕事も部屋も放置ししたまま
蒸発して

殺人事件を起こして
逮捕されましたが

本名と違う名前を
平気で名乗っています。

その青年医師は
若年性痴呆でしょうって?

解離性遁走を起こすのは
若くても
年老いていても
PTSDです。

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