出雲神話に
白兎がでてきます。
淤岐島(おきのしま)から
― 淤…サンズイヘンに於いて
無意識において
岐…枝分かれですから
陰陽でしょう
因幡国へ行こうとして
―旗のように翻る場所は
太極でしょう。
日本人は
二元論ではなく
【一太極二陰陽】でリセットします。
ここまでを現代語訳しますと
リセットしようとして…
鰐鮫(わにざめ)を欺いて
その背を渡たりますが
最後の鰐鮫に丸裸にされ
―無意識の獰猛さ
取り扱い要注意!
間違うと半殺しの目に遭います。
さらに八十神(やそかみ)の教えを
そのまま信じて潮を浴び
―たいていのこころの専門家は
自然の理を知りませんから
二次被害を与えます。
治すどころか悪化させ絶望させます。
痛くて泣いていたところを
大国主命(おおくにぬしのみこと)に ←八十神は兄弟:稀な存在
救われるお話です。
中国の陰陽五行説で
隠されながら象徴的に表現された
癒しのメカニズムに関する秘密です。
日本人は
何か困難に出会うたびに
中国思想まで戻って
考え直す習性をもっています。
平成日本でも
無意識的表現として
このモチーフは
よく見聞されます。