アンネ・フランクの哲学と現代臨床心理学

PTSD研究家翠雨の日記
第2次世界大戦中の
アムステルダムで
ナチスのユダヤ人迫害から逃れて
隠れ家で生活していた
アンネ・フランクが
いつも自室の窓から眺めていた
クリの木が
強い風雨で倒壊したそうです。
木は樹齢約150年
高さ約20メートル
この木は
アンネの部屋から
うかがえた唯一の外界です。
四季の木の様子に触れては
しばしば自由への思いを記しています。
自分の周囲の
限られた情報から
世界を見渡そうとするような
ミクロコスモスとマクロコスモスの
哲学を感じます。
究極のストレスが
人間を哲学者にするのですね。
孤独かみしめきった人には
【美】があるように思います。
【バウムテスト】など
心理療法には存在しますが
その美に迫れているかな?
…はなはだ疑問です。
問題は
テスターが
アンネ以上の哲学を持っているか
ということでしょう。
持っていない場合は
嵌め殺しになります。

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