元刑務官が言ってます。
「いいとこ取りの
いいとこ見せじゃなくて
見たくないところも
同じ目線でみてほしい」
死刑執行された人が
言い遺してます。
「死んだ方が楽だから ←死より怖いトラウマ
そうしてくれていいけど
反省はいらないから
死ねと言われているみたいで…」
冤罪の免田さんは
極度の緊張と弛緩のなかに ←PTSDのもと
置かれ
80人の死刑囚を
見送りました。
国民は
凶悪犯罪があると
反省を求める。
―極度のPTSD的混乱で
廃人のように見える ←実は廃人ではなく
麻原にも反省を求める。 ←(無意識的には)可能だと覚ってる?
精神分析的には
日本人には
アジャセアジャセコンプレックスがあるから
きちんと傾聴すれば
深い反省と癒しが起こるように
なっている。
しかし
死刑制度があると
(死の恐怖で)
こころの整理がつかず
死の恐怖に負けて
発狂してしまう人が
少なくないのではないだろうか。
自業自得では片付けられない ←業=無意識の記憶
この世の地獄のなかで
死刑囚は
闘わされているように思う。
跡地に菩薩像を置くのでは
遅すぎる。
拘置所に
少年刑務所に
菩薩のこころをもった
人を派遣してほしい。
月別アーカイブ: 2010年8月
『心理臨床の広場』社会に開かれた発達障害支援を考える
送られてきたばかりの
心理臨床学会の発行物ですが
【発達障害】特集でした…
発達障害概念の拡大から
説明してあります。
―いわゆる【広汎性―】とか
【―スペクトラム】ですね。
世間では
「病気を増やしたいのか」と
結構真面目に
言われてますがね。
早期診断&早期介入と
指導&支援…
がんじがらめで
逃げられなくなりますね。
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京都の教諭が盗撮と釣り銭ネコババで2人懲戒
府立高の男性教諭(52)は
大阪府枚方市内の雑貨店で
カメラ機能付きの携帯電話で
女性のスカートの中を撮影
小学校の女性教諭(31)は
福知山市内の
セルフ式ガソリンスタンドで
他人のレシートを不正に使って精算し
釣り銭8000円を盗みました。
普通の道徳観の
解離以外に
こどもたちにどんな影響を
与えるかという
想像力も著しく
解離していますね。
そういえば
このごろは
こころの教育とか
想像力を育てるにはとか
言わなくなりましたね。
解離事件を起こさないだけで
精一杯だった?
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大阪市職員今年13人目の覚せい剤所持逮捕
水道局職員(46)と
密売人男性(59)が現行犯逮捕されました。
4月以降
同じ売人から約10回買ったと
供述しています。
大阪市職員の逮捕は
今年13人目です。
普通の神経では
薬物に手を出せませんし
常用しながら
職場に行くなど
耐えられません。
やはり
解離人格なのでしょう。
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女性暴行死させた少年の解離と集団心理の異常性
名古屋市のアパートで
4月
仲間4人と
住人の女性(当時42)を
殴るなどし死亡させたとして
傷害致死罪に問われた少年(19)の
裁判員裁判で
懲役4年以上7年以下
(求刑懲役5~10年)の
判決が言い渡されました。
裁判官は
金属バットなどで暴行し
写真撮影したことに触れ
「被害者の人格を無視し
遊び感覚、面白半分で
犯行に及び
非常に悪質だ」と
述べました。
加害者のなかには
死亡女性の弟(36)も
いました。
女性の恐怖や無念さは
どれほどのものだったでしょうか。
これだけの暴行が
できてしまうのは
極めて異常です。
解離性障害に
集団心理が働くと
恐ろしいことになると
いうことでしょう。
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『チャングム』第二十ニ話 昔話の癒し
先生に叱られて泣いている子に
年老いた女官が
話しかけます。
ほんの少し前まで
日本でも
いろんな役割の人がいて
子どもたちは
救われてましたよね。
震え上がるくらい怒られても
恐怖感を一緒に
共有してくれる
優しい人がいたら
なぜ怒られたのかとか
そういうことをしてはいけないとか
きちんと直面することが
できましたね。
親が教えにくいことは
近所のやんちゃな大人が
こっそり教えたら
よい訳ですし…。
年老いた女官は
家族と別れて
一人ぼっちで宮中にいる
幼子には
おばあちゃんみたいな
存在です。
なぐさめたあと
昔話をします。
「むかーし ←今は昔
おなかをすかせたトラが…」 ←オニみたいな先生が…
なぜか元気が出てくるのは
翻訳しなくても
現実と非現実が交じり合った場所で
子どもは象徴的に癒され
学んでいる証でしょう。
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『チャングム』第二十ニ話 太極を育てる?
宮中は
トラウマティックな場所だから
自然に
PTSD防止に関する
知恵も
伝承されている。
おそらくは
現代のPTSD研究くらいの
知恵は
経験知として
身についていたのではないかと
感じられる。
―ピー、P言うのが
恥ずかしくなる…
名称がないと仕方がないのですが…
不安や恐怖感があっても
人の上にたつ人間は
こころを強く持たねばならないと
退官間近の女官が
言います。
無理だと思うところに
ほんの少し余裕を持つように
しなければならないと。
それをしないと
小さい山が大きく見えてしまう。
でもそれができていれば
突風もただのそよ風みたいに
感じると。
現代心理学だと
自我強化と客観性なんて
堅苦しく習いますが
余裕は
太極みたいなものかな。
太極をじっくり育ててみてください
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『チャングム』第二十ニ話 凍りついたこころ
チャングムの師は
表情が硬い。
若いときに
目の前で
女官たちに
親友を殺されてからの
ことだ。
その親友は
かつて
レイプされそうになったとき
助けてくれた
恩人でもあるから
気持ちは複雑だ。
その頃の自分には
どうしようもなかったのだが
それでも
なんとかできなかったのかと
自責の念もある。
加害者たちが
相変わらず悪事ばかり
重ねているのを
日常的に見ている。
自分のこころの傷を恐れ
心を閉ざしながら
何とか自分を護り
修行を続けている。
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『心理臨床の広場』唯一の救いは脳科学否定
送られてきたばかりの
『心理臨床の広場』には
落胆した。
しかし
巻末の
事務局だよりに
少し救われた。
「脳科学が
著しい進歩を遂げています。
はたして人間のこころを
これで説明し尽くせるでしょうか?
なにかが残るのではないでしょうか?
違う見方をすると
もし説明し尽せるとしたら
心理学はいらなくなるのではと
思うのですが…。」
48歳父はなぜ放火で一家心中しようとしたのか
岐阜県で
小学6年生の女の子が死亡
次男がけがをした火事は
父親による放火とわかりました。
「19歳の力士の次男と
将来の話で口論になり
一家心中しようと思って
火をつけた」と
放火については
容疑を認めていますが
殺意については
あいまいな供述を ←そりゃそうでしょうね。
していると
いうことです。
放火も増えましたね。
解離が起こると
逆に
何でもかんでも結び付けようとする
力が働くんでしょうかね。
金閣寺を燃やした人が
自分の幻想と現実を
一致させようとしたことを
思い出します。