月別アーカイブ: 2010年8月

空自セクハラ国側控訴せず被害者「感無量」

同僚の自衛官から
性的暴行を受け
上司に退職を強要された
元女性隊員(24)の
国家賠償訴訟で

国側が控訴しないことを明らかにし

原告の女性は
「控訴されるんじゃないかと不安だったが
感無量。
裁判を続けてきて良かった」と
語りました。

PTSDには
裁判がつきものなのです。

DVでも
離婚認定や
子どもの親権をめぐって
裁判が避けられません。

トラウマが生々しい状態で
加害者に会ったり
加害を思い出したり
 ―本来は
  ゆっくり心の整理をするもの

バカな心理官が
DV夫と子どもを二人きりにして
観察したり
(母親は心が張り裂けそうになりますよ
 虐待です)

デタラメなんです。

この女性に
敬意を表します。

そして代わりに
お詫びします。
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高齢の母親を餓死させ搾取の心因としての重篤【解離】

三重県警は
昨日
無職の次男(56)を
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。

親族が市役所に相談して
発覚したものです。

母親の年金などを
不正受給していた可能性も
あります。

2008年12月ごろから
放置したようで

遺体は布団の中にありました。

普通の神経では
こんな家で生活できません。

【解離】を起こしているのでしょう。
同居の20代の長女の精神状態も
心配です。

市職員からの事情聴取には
施設に入っていると答えていました。

あながちウソでは
ないかもしれません。

完全否認すると
妄想が立ち上がるのです。

容疑者が完全悪で
母親が至高善かどうかは
また別の問題ですが…
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仙台教諭殺害容疑の妻【一切】が否認用語

仙台市の高校教諭松本秀夫さん(56)が
4月に自宅で殺害された事件で

殺人の疑いで逮捕された妻(44)は
「一切関係ない」と
容疑を否認しているそうです。

「一切関係ないってことか!」との
尋問に対する
「そうです」なら
話は別ですが

自然に
「一切関係ありません」と言ったなら
相当あやしいです。

普通は
「知りません」
「そんなことしてません」
でしょう。

完全否認は自白の証です。

「あなたヘンですよ」

「そうかなあ」
「何でですか!」
「侮辱しないで下さい」が普通で

「絶対ヘンではありません」と
釈迦リキに主張するのは
見るからに狂気です。
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臨床心理士にはない鍼灸師の傾聴能力

朝日時代小説大賞受賞の
乾緑郎さん(39)は
鍼灸師
高齢者を家庭訪問しながら
マッサージや
機能回復の手助けを
しておられる。
話を聴きながら
その人の暮らしぶりを
頭に描き
「この人の腰痛は
夫婦間のストレスから
来てるんだな」と直観

それにあった治療法を
組み立てるそうです。
こころも傾聴しなくなった時代に
身体に聴く
 ― 心身一如
臨床心理士も
心身一如は知ってる。
「心身一如だ」って威張る。
しかしその先を追及しようとすると
「偉そうに!」        ←老獪な精神科医に言われた    
要するに
心身一如にあぐらをかくのが
スマートな世界…
深い知恵を有しながら
威張らず
当たり前のことを
当たり前にされる。
被災地でも
「トラウマが!」なんて
いきなりこころに土足で進入されるより
温かい手でマッサージしながら
「大変でしたね」とか言われるほうが
いいですね。
本音はそこで語られるものです。
貴重な職業です。

西村京太郎の描く『警部補佐々木丈太郎』

一件の殺人事件の背景にある
こころの問題に接近した
作品のようです。
殺された女性は
モンスターマザー
(学校にクレームをつける)
心がすさんだ息子が
刑事に語りかけます。
モンスターは人格障害とか
非行少年は発達障害であるとか
そういう冷たい目では
ないのです。
最近は
臨床心理士なんかも
子どもの声を
傾聴しませんからねダウン
$PTSD研究家翠雨の日記
危機感を否認して
ファッションを気取ってる
だけで…
刑事さんが
大活躍なんです。
西村京太郎さんは
随分先見の明が
ありますねドキドキ

『車輪の下』にみる子どもの自殺と変死

自殺者の増加で
医療問題が注目されるように
なったのですが
自殺者数はもっと多いと
考える人が多いです。
日本には
年間15万人の変死者が出るそうですが
WHOによりますと
大体半分は自殺だそうですから
単純計算すると
自殺者は年間10万以上と
いうことになります。
変死を自殺扱いするなんて…と
思われる方は
ヘルマン・ヘッセの
『車輪の下』を思い出してください。
PTSD研究家翠雨の日記
主人公ハンスの
繊細なたましいは
幼少期の大切な時期を
文字通り大人達のエゴという
「車輪の下」に踏みにじられ
傷つけられ
精神の平衡を乱し
飲みたくもないお酒を飲んで
水辺にふらふら近づき
溺死しました。
現実には
こういう意識状態での自殺が
多いのではないでしょうか?
昨日大阪では
10歳男児が線路に入り込み
頭蓋骨折の重態になりました。
お話では
ハンスの不幸に手を貸したことに
全く無自覚な牧師や校長や父親が
問題視されているのですが
平成日本でも
専門家と呼ばれる人たちが
よってたかって
子どもたちを虐待していて
無自覚です。
おそろしいことですが…

消えた老人ミステリーと解離性遁走

朝日新聞の天声人語です。
日本では毎年
8万件の捜索願が出され
身元不明の遺体が千体見つかるそうだ。
「ふらりと出たまま」から
「どこの誰やら」へ。
漂泊のうちに
肉親の記憶は色あせ
実名は無名に漂白される。
長寿大国の名が泣く
怪事である。

PTSDによる
解離性遁走は
案外多いかもしれません。
加齢による認知症でしょうって?
仙台では
エリート青年医師が
仕事も部屋も放置ししたまま
蒸発して
殺人事件を起こして
逮捕されましたが
本名と違う名前を
平気で名乗っています。
その青年医師は
若年性痴呆でしょうって?
解離性遁走を起こすのは
若くても
年老いていても
PTSDです。

大阪二児遺棄死はこころの専門家のミスだった

大阪の二児遺棄死事件で

名古屋市に住んでいたとき
愛知県警が長女桜子ちゃんを
一時保護し

市の児童相談所(児相)に
生活相談に乗るよう要請したのに

児相の対応が不徹底だったことが
判明しました。

外傷がなかったとか言いますが

ネグレクトの場合は
外傷がないわけですし

居住実態が確認できないなど
おかしすぎます。

それこそ
確認すべきことでしょう。

DVとか
何らかの事情で
一時的にそこにいるなら
そう答えるでしょうし

理由もなく
生活実態が確認できないような
環境で育つ子どもには
行政の観察が必要でしょう。

保健師さんなら
自然に家庭訪問し
食生活や子どもの発達
保育所の予定など
やさしく質問しながら
虐待をつかむはずで

仮にそのとき
虐待があったとしても
寛いだ雰囲気の中で

『なんだ専門家じゃん。
教えてもらおう』って
タメ口でいろいろ聞いてくる
はずです。

臨床心理士みたいに
上から目線で

「言葉が遅い」
「多動ね。心理検査…」
なんて言うと
たちまちこころを閉ざしますがね。

二児の死亡は防止できたはずです。

おまわりさんごめんなさいしょぼん
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意識不明の重体だった解説委員の影山日出夫さん死亡

NHK局内で昨日夕方に
自殺を図った
影山さん(56)が
亡くなりました。

遺書とみられる
2通があり

1通は家族あて
もう1通は会社あて

自分の体調を
気にかけるような内容
だそうですが

真相は闇の中

どうも

森元首相長男の自爆など
自民党政治の終焉反応で

運命(実は集合的無意識)に翻弄される
ドストエフスキー作品みたいですね。

トラウマをしっかり見てないと
死にますよ!
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米バス事故家族の悲しみの対面を見守る人々

米西部ユタ州で起きた
小型バス横転事故で
遺族のうち6人が
昨日
遺体と対面しました。

駐デンバー総領事は
「深く悲しんでいる様子がよく分かった」

事故原因などについて
遺族から質問はなく

「心の中で(亡くなった家族と)
話をするのに精いっぱいだったと思う」と
思いやっています。

ユタ州知事も
別の予定を遅らせて
遺族を待ち

「みなさんの悲しみはわれわれの悲しみだ」と
弔意を伝えています。

思いやりは配慮のある
スマートな対応です。

ここからは
二次被害は生まれない。

DVシェルターで働くスタッフや
虐待対応のこころの専門家には

せめてこのくらいの対応を
常識としてほしいです。
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