『ラストサムライ』 ~自己実現モデルとしての『古事記』

武士道という
エスニックな文化を
西洋人が理解しようとする
物語ですが
その際
物語のはじまりに
『古事記』が
引用されてますね。
「古い神が
剣を海に漬け
4つのしずくをたらして
日本列島ができた…」と。   ←実際はつの島
少しあとになって
海を守れと言われた
スサノヲが
マタノヲロチから    
草薙の太刀を
とりだしましたね。
 ―神話的思考では
 島とヲロチは同格で
 どちらも人格を持っています。
 (ヲロチは尾の霊力)
古代の神がいる海は
集合的無意識です。
昔の切り口で
創られたものの尻尾が
たくさんの人を苦しめることが
あるんです。
そういうのは
知恵と勇気で
退治しなければなりません。
そうすると
同時に宝物(個性)が
手に入るのです。
日本人と西洋人では
自己実現モデルが違うと
知っての表現じゃないかな?

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