『ラストサムライ』 ~集合的無意識と禅定

冒頭で
『古事記』が引用された後

武士が瞑想してる
シーンが流れ出します。

過去の記憶が
イメージとして
脳裏に浮かび

恐ろしい
トラが出てきたかと思うと
武士は目をカッ!と見開いて
禅定から目覚めます。

なんと端的に
瞑想の意味を
示しているのでしょうか?!

【父母未生以前の面目】とか
【脚下照顧】なんて
言いますが、

瞑想の目的は
集合的無意識の観察と
そこから
本当の意味で開放され
自由になることです。

個人的無意識(常識・宗教・煩悩)
家族的無意識(常識・宗教・煩悩)
武士としての無意識(常識・宗教・煩悩)
人間としての無意識(常識・宗教・煩悩)

ずっと降りて行きますと
地球のマグマのような
恐ろしくもパワフルな
エネルギーに遭遇し    ←トラ
それを見方につけて
元気になって
目覚めます。

こうして無になれば
武術も上達します。

人種が違っても
仲良くなれます。

つまりは非暴力の哲学に
繋がっているのです。

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