荒れた庭がある、広大な屋敷。14歳になる身の丈10cmの小人の少女・アリエッティは、父と母と3人でその床下でくらしていた。上にある人間の家から生活に必要なモノを「借りてきて」「暮らす」借りぐらしの小人たち。ある夏の日、その古い屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやってくる。人間に見られてはいけない。それが床下の小人たちの掟だったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう……。
無意識の研究のなかに
物語の分析があるのですが
【見るなの禁】は1つのテーマです。
これが
都合よく解釈されるうち
無意味化され
―【象徴】がつかえない
発達障害ばかりだからとか
愚論をまくしたてて
癒しの場としての
箱庭は
荒らされ
瀕死の状態です。
―箱庭をさせてはいけないとか
危険だとか
瞑想しながら見てろとか
デタラメもはなはだしい…
見るなの禁というのは
いろんなお話に
描かれているような
たましいの現実があるから
見るのでもなく ←石を石だというような見方ではなく
見ないでもなく ←目を閉じるのではなく
―【象徴】として ←石は例えば重いものとか、頑固とか…
【覚悟して見なさい】という
意味です。
―本当に見たら
生き方が変わりますが
その覚悟がありますか?
常識を離れて ←恐怖感はここから
長い歴史のなかの
一員として ←癒しがあります
未来を創っていく ←希望もあります
一員として
自分のありかたを
考えなさいと
いうことです。
眠れるようになるには
どうしたらよいか
名医を探すのとは
異質の作業です。
自分が名医である
つもりの医者は
箱庭は危険だと言います
『借りぐらしのアリエッティ』と【見るなの禁】
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