『チャングム』第三十八話  祈りと象徴のパワー

チャングムの友達は
王の側室になりましたが

放置されたままで
みなにバカにされています。

チャングムの友人が
月に向かって
深呼吸することを勧めます。

 ―月は陰
  女性性の象徴です。

  身体に月のパワーを
  充満させようとの  ←陰が極まると陽に反転
  陰陽五行的な意味が
  あるようです。

そんな
昔の女学生みたいな
おまじないをしているとき
なんと王が部屋にやってきたのですが

すれ違い…

泣いてますと

再びやってきた王が

「初めて会ったときも
泣いていたね」と言います。

現実と非現実を
象徴や祈りが結ぶことを  ←平常底(西田哲学)&じゃんけん
表現していますね。

そして
どうしていいかわからず
泣いているときが
チャンスであることも
表現されています。

泣けばよいとか
そういうことではなく
スサノヲが大泣きしてから
大活躍したように
本当に無力なだけの自分になれたら
リセットできるのかもしれません。

案外難しいですよ。

どらえもんのノビタみたいに
ダメさを否認せず
全国の子供たちの前に
露呈するのは…

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