朝日新聞『獅子頭』第百九十三話 駄洒落と無我の神さま

中国人が日本のお寺に
やってきました。
 ―仏教にしても
  陰陽五行説にしても
  本場は中国ですが
  日本人は几帳面に取り入れつつ
  進化させています。
おさい銭を
奮発しようとして 
 ―現世利益観念強く
 信仰篤いから
五円でいいから」と
言われ
そんなんじゃ
神さまが儲からないじゃないかと
反発しますと
それが日本文化だと
諭されます。
五円はご縁にかけてるんですね。
日本文化も
無意識も駄洒落が好きです。
何事においても
一面的な理由は
好まれません。
すぐ「オチは?」
「そのこころは?」って
聞かれます。
それに日本は【甘え文化】だから   ←精神分析が指摘
神さまに甘えるんです。
無理にお金を調達したりしたら
「水くさい!」と
神さまに怒られます。
そんなお金も出せない
宇宙の果てに零れ落ちた人を
観音さまは
掬うのです。
お金の工面のために使う努力は
別なところで使うのです。
 ―だから心理療法でも
 有料化が困難です。
 瀬戸内寂聴さんは
 著作で都合し
 迷える人からは搾取しません。  
 親から治療費もらって
 虐待の話なんかできませんし…あせる
金は天下の回り物ですし…

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