みすず書房『心的外傷の治療技法』 ~蘇った精神分析

精神分析の人たちが
がんばってますよ。
PTSD研究家翠雨の日記
★19世紀末
精神分析の開祖フロイト
フランス精神医学界の巨星ジャネ
それぞれ研究を著すことによって
心的外傷の研究はひとつの頂点に達した。
その後
盛衰を繰り返すことになったが
★わが国においては
1995年の阪神・淡路大震災
地下鉄サリン事件という
大惨事により
PTSD(外傷後ストレス障害)という
診断名とともに
心的外傷が注目されるに至ったわけだが
著者は
大震災の地で精神科医としての
人生をスタートさせたらしい。
フロイトの外傷論のほかに
フロイトににらまれ
偉大ながら孤独な
フェレンツィやバリントの業績を  ←このあたり共感ドキドキ
再考しつつ
解離性同一性障害患者の症例
いじめ、自殺、PTSDなどを
論じているらしい。
PTSD研究家翠雨の日記 ←前著
これが
こころのケアの最低常識となれば
いいなぁ…

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