イプセンの
『人形の家』の
ヒロインは
「あたしは
何よりもまず人間よ」
夫にそう言いおいて
家を出ます。
―要するに
この家にいたら
人間ではいられないという
ことですね。
これは夫婦の問題だけではないと
思います。
親子版
『人形の家』もあるでしょう。
ヒロインは
親子版『人形の家』から
イプセンの
『人形の家』に
引っ越しただけのようです。
無意識=常識
無意識のうちに
そういうコースを
選んでしまうのでしょう。
―虐待でもDVでも
そういう連鎖がありますね
日本では
ヒロインのように
気づき
家出しようとする人が
増えています。
意識が
「いやだなぁ」と感じる
随分前から
無意識に
家出願望が生まれますから
わけもなく
眠れなくなったり
(一大事ですから)
死にたくなったりするのです。
(変わりたいが死にたいと
翻訳される)
でも…
クリニックに行ったら
「うつ病です。
お薬どうぞ」
カウンセリングでは
「恵まれたおうちじゃないですか。
あなたわがままですよ。
少しずつ我慢する練習を
していきましょうね」 ←行動療法
『悪いのは私?』
これが
アリエッティでは
【ドールハウスねじこみ事件】で ←人形の家
表現されてます。
カルト集団から脱走して
連れ戻されるような
恐怖感でしょう。
―次の脱走は
相当な時間と勇気を要します。
だから
一度薬を飲んでしまうと
治らなくても
うつ病という診断名にしがみついたり
暴君と同一化して
(しがみつけば恐怖感は消える)
自分には甘く
人を支配しようとする
加害親やDV夫(妻)になる人が
少なくないのでしょう。
月別アーカイブ: 2010年12月
『借りぐらしのアリエッティ』の『人形の家』とポニョの【家出】
ドールハウスは
『人形の家』ですね。
人形は表情が1つで
【記号】みたいな存在です。
―アリエッティたちは
活き活きとした【象徴】です。
ヒロインは
夫に猫かわいがりされ
大切にされているように
思っていました。
―ポニョの父親も
ポニョを大事にしていると
勘違いしてました。
ある事件を通して
夫は弁護士のクセに
★窮地に立たされると ←ストレス
激怒し罵倒する
感情コントロールの悪さが
顕著で
しかも
一難去れば
★たちまち態度を豹変させ
微笑んで
甘いことを言い放つ
夫の
【解離】振りに
―DVでおなじみ
ハネムーン期
ノラは絶望し
夫の制止を振り切り ←振り切りの【連鎖】
家出するお話です。
何かと
ポニョと主題が重複しています。
―内からの視座が
大事ですがね。
PTSDは
家族の問題が
多いですからね。
昨日の朝日新聞一面
尼崎でPTSD解離男が女児にわいせつ強迫事件
警察官を装い
「持ち物検査をする」と
声をかけて
小学6年生の女児に
わいせつな行為をした場面を
撮影し
母親から20万円を
脅し取ろうとした
無職男性(43)が
逮捕されました。
女児と母親は
PTSDになる可能性が
極めて高いです。
PTSDという言葉なんか
知らなくても
どれだけ深いこころの傷になるか
人間なら
わかっているはずです。
要するに
良心の【解離】が
ひどい重症PTSDです。
この母子が今後抱える
生活上の問題を考えれば
容疑者が欲しかった
20万円は
空しく観えます。
PTSD克服の第一条件【全体性】つまみ食い禁止!
1つの食べ物も
目を閉じたり
鼻をつまんだりして
食べたら
味が相当違うそうです
でも
「いろいろ楽しめていい」と
思う人は少ないでしょう。
やはり
五感
いや六感?で
楽しみたいですね。
―五感のバランスが
充実したら
第六感が生まれるでしょう
五味は
酸 苦 甘 辛 鹹(塩辛い)
五事は
貌 視 思 言 聴
それぞれ
五行のあてはめです。
木 火 土 金 水
見た目がよくても
まずかったり
健康を害するものは
困りますね。
PTSD克服も
同じです。
全体性を無視するのが
【否認】【解離】です。
―都合が悪いものはなかったことに
耳が痛い基本はスルー
最初は仕方がないですがね。
好き嫌いや ←感情コントロール不全
つまみ食いをやめないのは
命取りでしょう
歌舞伎で駄洒落なさかなクン
『坊ちゃんの時代』はPTSD時代
難しいこと抜きで
イメージから入るのも
いいです。
―言葉より多弁です。
凛冽で近代的な明治人
だそうですよ
凛としながら
熾烈に
(古臭い=たましいの死ですから)
近代的に
取り組みましょう。
漱石の問題は
PTSD問題そのものです。
ロンドン留学中に
発症しました。
―原因となるトラウマは
日本で創られています。
代表作『門』は
禅的公案的内容です。
かつては
禅僧の専売特許だった
哲学的問題が
漱石の時代には
一般男性の問題になり
今は
子どもも巻き込む問題に
なっています。
『門』で
崖下に住んでいた宗助は
『崖の上のポニョ』では
宗介として
崖の上に住んで
ポニョを待っています。
―如人千尺懸崖上樹
トキ(運命の瞬間)を見定めて
飛ぶような
勇気と審美眼を養うことが
命綱です
PTSDの雅子さまには深層心理分析とAERA
マトモな治療者による
マトモな治療がなされているなら
こういう記事には
ならないでしょうね。
―心理治療は
プライバシーだらけですから
非公開がいろんな意味で
原則です。
ストレス因子が
わかっているだけでも
2つもあって
―複雑なPTSDで
深層究明が大事であると
―意識と行動の
【認知行動療法】ではなく
こころの深層である
無意識の
【分析心理学】が不可欠
記者はつかんでいるのでしょう。
根深いというのは…
集合的無意識
この地下茎の根深さ
―こころの根っこ
★雅子さまが
家庭で被爆したトラウマ ←家族的無意識
★皇室の抱えるトラウマ ←国家的無意識
★医療問題のトラウマ ← 〃
病理を
ドイツ精神医学に乗せて
把握しようとする
見立ての間違いが
一番の致命傷です。
ののちゃんが教える達人風永遠のPTSD
二番目と三番目だけ見ると
達人みたいですが
一番目と四番目にはさまれた
スタンドプレイであることが
明白です。
― 一人で大騒ぎ
自分の世界と
外界が
かみ合っていませんね。
―知らぬは本人ばかりなり…
かつては
加齢により
エネルギーも低下し
無駄骨を折ってばかりも
おれなくなったものですが
―長年の複雑骨折が
独特の性格を創っています。
最近は
バリバリの解離人間が増えているので
―トラウマ(固着)の
エネルギーがあります。
何歳になっても
勘違いに気づかない人も
出てきています。
枠に嫌われていると
非科学的な考え方をするのではなく
枠をまず
見極めなければ
だめですね。
―うつ病だと思い込んでたり
たくさん薬飲んでたり
教科書の好きなところだけ
利用するような態度です。
基本が大事ですよね
PTSD時代に生きる亀田興穀
大口たたくだけではなく
実力を見せました。
―3階級制覇は
日本人では
初めて
「気持ちで負けたらあかんと ←要
思ってた。
今日はいい勉強ができて
次につながる試合になった」
減量や
厳しいトレーニング
当日のストレスは
常人の限界を超えているでしょう。
そこで結果を出したあとに
このコメントですから!
【百尺竿頭】
【如人千尺懸崖上樹】
限界のうえの限界ですね。
ボクシングの人気の秘密が
わかりました。
PTSD蔓延の世の中
みんなが置かれているのは
超えられそうにない
限界ですが
『できるよ!』という
強いメッセージが
緊張感とともに
【条件づけ】【刻印】されます。 ←行動療法
そして
長期的に
ものごとを全体的に考えることも
教えてくれます。
―部分思考を
全体思考にしてしまう
病ですしね
尋常ならざる気力を
コントロールしなきゃならないので
最初は
(実力が伴っていないから)
大げさな感じがするけど
そのくらいの気迫が
大事な人もいるでしょう。
―何十年も大口たたいてるなら
【回避】ですが…
つべこべ言わず
まずはやる! ←発菩提心
そして続ける! ←(修行の)行
すばらしい身体表現です。
そう言えば
バッシングで
自分らしさを失ったあとの ←自己否定すると…
復活ですね。 ←自己肯定される
スサノヲや海老蔵に通じる
無意識のモチーフを感じます