田代まさしを再犯させる【癒し】に関する勘違い行動

第2回公判の
被告人質問で
再び薬物を使用した動機について
「シャネルズデビュー
30周年記念イベントを
犯罪者だからということで
レコード会社からキャンセルされ
ショックだった。

つらい時期と
(密売人から)
連絡先のメモを渡された時期が
重なったことから
1回だけならと
手を出してしまった」と
言っています。
 …
彼への社会の視線は
芸能人だからって
甘やかされてすぐ復帰する
というものです。
 ―普通の社会なら
 信用が一度壊れたら
 相当な努力をしないと
 回復できません。
本人は
自分がかわいそうで
反省ができない状態に
陥っています。
 ―非行少年の更生においては
 寛容に考えるべきところですが
 50代ですからね。
ショックを受けたときが
吉凶混合の魔境です。
そこで耳障りのよい言葉や
癒しを求めると
安直な【条件付け】が起こり
泥沼化するということです。
麻薬ではなくても
甘言が世間には
満ち溢れています。
 ―いろんな選択肢がありますが
 【否認】【回避】を増長するものは
 麻薬です。
 依存が起こります。
癒しというのは
努力のあとに
起こってくるものだということを
忘れてはならないでしょう。

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