「人体の不思議展」からの精神的苦痛は【知性化】できないらしい

京都市左京区で開催されている
「人体の不思議展」ですが
厚生労働省が認めているように
標本は遺体」です。
 ―勉強のためと思って
 【知性化】という
 防衛機制をつかわないと
 直視できません。
 これは【昇華】とならんで
 高度な防衛機制です。
 PTSDのブロガーさんで
 異様にこれが好きな人がいました。
 この場合は【解離】してるだけです。
 
 (PTSDだからこそ
 神妙になってしまう人の方が
 多いと思いますが)
会場近くに住む
生命科学が専門の
大学名誉教授は
展示されている多数の遺体のため
精神的苦痛を受けた」として
損害賠償請求の
裁判を明日
起こすそうです。
日本科学者会議の
生命倫理研究委員会のメンバーで
★開催地である京都市長への
「申請がされておらず」違法である。
★死後硬直前の薬品づけによって
奇抜なポーズになった標本の場合は、
死者の尊厳を冒涜している。
などと訴えてもいます。
 ―それが翻って
  観る人のこころを傷つけるのでしょうね。
最初は学術的な路線だったのですが
商業主義的になってゆき
後援を取りやめる企業や団体が相次ぎ
抗議運動も活発になっているそうです。
見てないのでなんとも言えませんが
この論争は
臨床心理学の
 ―死の床の心理学
原点です。

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