ブランコから落ちて
舞台恐怖症という名の
PTSDになった人間の
克服過程を描いた
『獅子頭』は終わり
昨日から
始まりました。
何気ない挿絵ですが
鳥居ですね。
陰陽五行的には
直観が宿る場所ですから
物語の始まりに
ぴったりです。
そういう理屈は知らなくても
無意識にあるものが
表現されるのは
面白いことです。
このあたりに出る
物乞いが第一回目のテーマです。
物乞いかぁ…と思いかけましたが
物乞いとの付き合いは
なかなか深いテーマです。
インドに行ったことがある人なら
そのコンプレックスが
身に沁みてわかるでしょう。
―言葉で言いきれない
なんともいえない気持ちに
襲われます。
還って来なくなる若者も
いたくらいです。
馬鹿にして切り捨てる人も多いです。
反応が極端なのです。
トラウマティックだからです。
物語は
かつては日本でも
そうだったことを
思い出させてくれます。
ガンジーの非暴力や
PTSDの搾取の構造
いろんなものに
つながる現実の問題です。
月別アーカイブ: 2011年1月
『美咲ナンバーワン1!!』PTSD時代のキャバクラ嬢と臨床心理士
場所は
落ちこぼれが集まり
誰も登校してこない
高校
そこに赴任するのは
常識で考えたら
臨床心理士でしょう。
しかし
そんなドラマにしたら
それこそ
パロディになりますから
まじめに創った結果が
キャバ嬢です。
―視聴率狙いではありません。
ここをしっかり抑えておく
必要があります
案の定
赴任早々問題が起こったのは
夜の街
そんなとこ
夜中に行ってくれる先生なんか
夜回り先生くらいですよね
教師たちは生徒を白眼視しますが
美咲先生は
正面からぶつかります。
ノウハウという知識も
あります。
―生徒がよいか悪いかの前に
助けるのが人道的ですよね。
教師は人間ではないのです。
美咲先生が完璧かどうかは
わかりません。
―不完全なのはわかっています。
ここからくる誤解が多いのも
痛感しています。
しかし問題のエッセンスがつまっていると
思います。
PTSDと
★不登校
★不適応
★非行
★対人サービス業
―意外でしょうが
防衛機制のなせるワザ
密接な関係がありますから。
あと美咲先生ですから
華厳経ぽい名前ですね。
―ポニョの友達です。
雑誌『いきいき』にみるうつ病概念の変遷
薬害への無知と認知症みたいなPTSD
ののちゃんが教えるPTSD魔の部分思考
【全体思考】に対しての
【部分思考】です。
PTSDは別名解離障害ですからね。
バラバラになりがちな
ハンディがあります。
このハンディを背負いながら
コツコツと
全体思考ができるように
みんながんばっているのです。
謙虚にコツコツ続けるのが苦手で
―苦手でもやるしかないのですが
往生際が悪い。
ののちゃんを気取ってる
未治療患者さんは
多いですネ。
★「PTSDは治るんです!
(あなたは知らないでしょうが)」 ←上から目線
ブログで書いてるが
数年病状変化しないタイプ
―急性症状が去ったのを
治療のおかげと勘違いしている。
確かにPTSDは治ります。
それで?
★書店で
大衆向け宗教書のキャッチコピーの ←大衆なんですけど
耳障りがよく
『私ってニーチェ。
特別なのよ!』 ←これも偉そう
買ったものの
『なんだかちがうわ…』
『私は私だし!』を
永遠に繰り返すタイプ
PTSD克服には
ニーチェのような気概が必要です。
それで?
米で拳銃乱射事件が起こると日本の小学校に矢が飛んでくる
PTSD時代の【象徴】としてのタイガーマスク現象
集合的無意識から観たゲームとPTSD
世界中に
いろんなゲームがあります。
似たような形がありますね。
人類共通の無意識が
必要としたものです。
―対話や競争
ルール
場の意識
集中
…
日本では
将棋や囲碁があります。
オセロゲームも人気です。
それが国によって違う
文化的無意識です。
白黒を
二元論ではなく
流動的に動かしてゆくのが
好きですから
やはり
陰陽五行説が生きているように
思います。
若者に一番流行のゲームは
ファミコンで
これは一人遊び
自己との対話ですね。
―若者の内向性の象徴でしょう。
PTSDの人のなかには
単なるゲームと思えず
妙に警戒する人
回避する人がいます。
―単なるゲームでないのを
知っているからです。
自我防衛がうまくできないから
まずは自己との対話で
それを考える段階なのでしょう。
最初は下手ですね。
でも治療が進むと
強くなるんです。
治療者を負かした頃に終了とか
案外
現実と連動してます。
対人関係における
力の入れ具合が最初は
わからないんでしょうね。
そういう意味では
ゲームも自己表現です。
心理テストみたいなものです