天神さまの飛梅伝説も道元の『梅華』もPTSD理論の【象徴】

お受験シーズンですね。
「東風吹かば
にほひおこせよ
梅の花
あるじなしとて
春な忘れそ」
菅原道真が
京都から福岡の大宰府に
左遷される前
自邸の梅に
別れを惜しんで詠んだ
うたですね。
不思議なことに
梅が
一夜で大宰府に飛んだとか叫び
  …
これは
凄い悔しくて悲しくて
淋しくて
やりきれない思いの
コンプレックス
しっかり感じ
歌にまで詠んで
こころに刻んだので
 ―芸術的表現は大事ですひらめき電球
梅を見れば
真空パックされた
コンプレックスが
活き活きと
蘇ったということでは
ないかと解釈します。
否応無しに
心が動かされるのが
無意識にある【象徴】です。
そして
少しずつこころを癒す
自己治癒力でもあるのです。
繊細な日本人は
傷つくことが多かったから
トラウマティックでありつつ
神さまにまで昇華した
存在に
1つのモデルとして
親和性を持ったのではないでしょうか?
また
後の時代の禅僧になりますが
道元は
『梅華』
「世間の呪縛から逃れたとか
偉そうなこと言ったって
梅の花が早春に開くということを ←自然の摂理
悟らなければ
ナンセンス!」と言っています。
要するに
華厳経のリセットの法則が
梅にはこめられているのです。
どんな状況にあっても
リセットできるという
自然の法則を
感じる力
ですね。
これは大事だと思いますニコニコ

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