未曾有の大惨事ですから
こころのケアは
日常の心理療法とは
全く趣が違います。
―阪神淡路大震災のときは
アンケートをとろうとしたり
「絵を描いてください」と ←自発的ならいいですよ
土足で踏み込んだヒトビトが
語り草になっています。
臨床心理士のトラウマでしょう。
あれから
PTSDを否認しだしたような
―そのこころと言うか
基本は同じですがね。
傾聴も大事ですが
行動により
基本的安心感を
取り戻してもらうことも
先決でしょう。
東日本巨大地震に伴う
米軍の支援活動は
日本政府と比べると
スマートですね。
★「TOMODACHI
(トモダチ)作戦」は
4月中旬まで
中井久夫先生も
4,50日は集中して
支援すべきだと
書かれてました。
―もちろん
長期に渡る作業になりますが
無期限と考えると
いけないようです。
客観的観察をし
1ヶ月後には
自助努力ができるだろうとの
判断からです。
日本政府もその頃までには
我を取り戻すでしょう。
日本の精神科も
PTSDには
だらだらと投薬治療を続けるのではなく
こういう視点を学ぶべきですね。
未治療のPTSD患者さんも
しかり…
★東京電力
福島第一原子力発電所の
事故には
米軍の放射能被害管理の
専門部隊
「CBIRF」の
初動対処部隊約140人が
近く日本に
派遣されるそうです。
もちろん日本は戦争放棄のままですが
危機管理のため
学んでおかねばなりません。
―目先の効率ばかり
考えてきた体制の
恐ろしさが身に沁みます。
異種の支援からも
学ぶことがたくさんあります
大震災ショックへの米軍による心のケアの実際
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