源氏物語では
たくさんの和歌が
詠まれていますが
一番最初は
源氏の母
桐壺の更衣の詠んだものです
かぎりとて
別るる道の悲しきに
いかまほしきは
命なりけり
俵万智さん訳は
限りある命だけれど
どうしても
今は生きたい
あなたのために
私は
桐壺の更衣が
―この人が
嫉妬で
イジメ殺されるのが
壮大な物語の最初です。
死を前にして読んだ
歌ですから
『古事記』の
―日本人の永遠のトラウマ
スサノヲの母の死を思います。
―父親が否認した問題を背負って
スサノヲが暴れながら
古事記の基礎を創ります。
―詳細は『古事記』のファイルに
書いています
学会発表し
於東北大学
論文執筆前です。
―書けたら
臨床心理学は
生まれ変わると思う
母の無念の
コンプレックスが
まほろばであり
いのちである。
―心理学的な
真理を詠んでます。
集合的無意識に
翻弄されるのが
人間の哀しさです。
永遠のトラウマ『古事記』の焼き直しとしての『源氏物語』
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