向田邦子が描いたのもアマテラスのような機能不全家族を支える娘の象徴

台湾旅行中
飛行機墜落で
亡くなったのは30年前
1929年生まれだそうです。
家族を描いて
人気がありましたが
結婚はしませんでした。
 ―実践女子大出て
 お料理も凄く上手でした。
理由は生い立ちにあるのでしょう。
父親は
家庭に恵まれず育ち
仕事中毒でした。    ←アディクション
 ―『父の詫び状』などは
  実話でしょう。
  家に会社の人を呼んで
  ドンチャン騒ぎするのは
  自由ですが
  もてなすのは家族です。
  父親の影を投げつけられますから
  ある種のサイコセラピーですね。
『胡桃の部屋』は
父親蒸発によって
主人公の女性は
適齢期なのに
恋愛もおしゃれもあきらめ
働いて
家族を支えます。
しかし
弟は家出するし
 ―悲しみの否認に
 やりきれなかったのでしょうか。
父と母は密会してました。
自分のがんばりは
何だったのだ?と
空しくなりますね。
アマテラスみたいだなとも
思いました。
 ―弟がいくら暴れても
 かばいます。
 立派に見えますが
 実は不安回避です。
 弟が暴れるのは
 父親の否認のせい
 共依存関係です。
家族思いのよい娘さんは
今や大問題なのです。
 ―だから好き勝手でいいという
 意味ではありません。
 それはそれで
 機能不全家族を創ります。
機能不全家族を
支える存在なのです。

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