被災地こころのケア支援家の報告を聴いてきた

PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
$PTSD研究家翠雨の日記
私の入会している
心理臨床学会と対極にある
学会で
 ―マンモス 対 少人数
 
 自らの学会の
 腐敗体質が
 総会テーマになる学会
被災地での
こころのケアの実際について
聴いて来ました。
正直な話が聴けて
ほっとし
『やっぱりなぁ』と
思いました。
こころのケアばやりで
アリバイとして派遣されているけど
 ―厚生労働省が
 すぐに動いたそうです。
専門家は戸惑っているみたいです。
★腕まくりして赴きますが
 ―そもそも自信家であるのが失格です。
 こういう人が多いのです。
 『また来たか…』の落差
 ―正直に言わず
 「お話しましょうか?」と
 合わせてくれたり…汗
★自分たちのやり方は歓迎されず
 ―傾聴とかないですからね。
 そもそも傾聴を
 「ただ聞くだけ」って思ってるし。
では指示を…と思っても
★寄せ集めで
★仕切る人も不明で
 ―変にいたら怖いのかも
 しれないけど
★何をやっていいのか解からないのに
 何かしなきゃという脅迫観念に
 さいなまれています。
 ―センセイの不祥事の相次ぐ
 教育委員会で
 どうがんばればよいのか解からず
 「全力で善処します」と
 謝罪するのと同じです。
不全感を残したまま
 ―なかには
 「職場に武勇伝を話せないじゃない!」と
 プリプリしながら
 帰る人もいるみたい。
 何考えてんだか…。
地元に帰るわけですが
一日はハイテンション
二日めはダウンし自責の念が出てくる。
地元被災地の支援家は
車の中で放心状態でいるのを
同僚に発見されることもあるようです。
 ―「あんたはいいよね。
  仕事あって金もらえて…」
  体育館で寝るのですが
  悪気なく言われると休めない。
  相当なストレスですから
  当然ですよね。
被災地が震災直後から
一貫して言っているのは
「見捨てないでください」
「いてくれるだけでいい」
 ―「今はたくさん来ているけど
 そのうち来なくなります」
 分析力が鋭いです。 
 専門家は分析を放棄してますね。
フクシマから来られた人も
「忘れないでください」と
しんみりながら切実に
言われました。
 ―これほど伝わる言葉を
 知りません。
要するに
★要らん事をしないで
★そばに居て欲しい
★忘れないで欲しい
ということだと思います。
私が思うことを付け加えると
★専門家がPTSDをわかっていない
 被災者心理の説明に
 ハネムーン期を使っていたらしい。
 (DV用語です)
 その人も「失礼な!」と感じ
 別な名称にしてましたが
 『馬鹿か!』と思いました。
 嫌になりますね。
 どこぞの大学机上論教授でしょう。
★こころのケアには宗教や文化が抜けている
 ―特に東北
 ジブリを否定するようでは
 どうしようもないですね。

被災地こころのケア支援家の報告を聴いてきた」への2件のフィードバック

  1. リバ

    SECRET: 0
    PASS:
    被災地での ”こころのケアばやり”、 早く無くなって欲しいです。
    専門家はもっと戸惑えばいいと思います。
    そこからもっと”こころ”についての勉強をすればいいと思う。
    じゃないと被災地の人達への本当の意味での傾聴なんていつまでたっても出来ないと思うし、本当に被災地の方達にはいい迷惑だと思うから…(ノ_・。)(現状だけでアップアップな状態なんです…) 
    >そもそも自信家であるのが失格です。
     こういう人が多いのです。
    最近日本から送られてきたこころの専門家が書いた本を読んだのですが…最初の2行くらいで本を閉じました。 
    こころの専門家なのに人間としての暖かさが微塵も感じられない文章で、おまけに『上から目線』がこの本を書いた人物のホンネだという事がありありと解って… (ノ_-。) まじめに吐き気がしました。
    >被災者心理の説明に
     ハネムーン期を使っていたらしい。
    これはホント『馬鹿か!』 ですね… (ノ_-。)
    もういい加減にして欲しいです… 

    返信
  2. 翠雨

    SECRET: 0
    PASS:
    >リバさん
    ある程度は覚悟してましたが…。
    想像以上に酷いでしょう?
    ハネムーン期には気絶しそうでした。
    被災地の人も想像以上に耐えてます。
    負けずに論文書こうと決意を新たにしました。

    返信

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