神経症と精神病の
境界領域の症状を呈するところから
―これも見た感じ診断名でした
境界例
(Borderline Case)と呼ばれ
―精神病より
一見コンタクトが取りやすく
それでいて近づき過ぎると
行動化を誘発してしまう。
(自閉症も同じ傾向) ☚PTSD
DSM-III(1980)以来
パーソナリティ障害の一種として
「境界パーソナリティ障害」と
総称されてます。
―分ける必要はなく
みんなPTSDでよいと思います。
症状としては
行動化
(アクティング・アウト)が派手です。
―衝動的行動や
自傷行為、摂食障害から
解離症状、対人関係不安などさまざま
PTSDですね。
「症状の一端から
統合失調症や
うつ病と誤診」されたり
「トレンドに振り回されたり」します。
―新型うつ病と思ったら
発達障害だったとかね。
表面的にみたらそうなります。
内からみたら
傷が見えるから
PTSD
★「看護教育の言う
共感的な治療は
境界例患者に対するとき
無効あるいは有害なことが多い」
―魂への傾聴が大事で
自我(言ってること)に共感したら
モンスターを育ててしまいます。
アクティングアウトのあとは
★「同情や反感抜きでテキパキと処置」
★「この機会を利用しての」
説教は百害あって一利ない
―ストレスに弱いしね。
★「察してあげる」のもよくない。
―感情を固定化してしまう。
甘えか見透かされ不安のスイッチが入るしね。
怒り狂うだろうけど
すぐ忘れるしね。
とは書けないので
「仲直りできる美点」とお上品に書いてる。
「適切な治療距離」がムツカシイ病です。
―何らかの
虐待関係がインプットされてますからね。
PTSD理解に良い本だと
思います。
みすず書房『境界例研究の50年』 =PTSD研究の50年 対人的距離の病
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