フクシマの画家(56)が認知症の母親とPTSD解離心中しようとするまで

82歳の母親は
70歳で認知症になりましたが
画家は
身の回りの世話や
白髪染めまでしながら
仕事場や
 ―母親は絵画教室で生徒に
旅行にも連れて行ったそうです。
 ―理解できていないが
 楽しそうだった。
しかし
何度も同じことばかり聞き
デイケアも嫌がって
自分にまとわりつく母に
しだいに困惑し始めたころ
震災が起こり
神経が高ぶって不眠になりました。
母親はすやすやと眠っています。
気持ちが落ち込み
太陽がまぶしく
雲が異様な形に見え始め
「放射能だ」と感じ
避難を考えます。
しかし
母を連れて
新しい場所に行くのは困難です。
テレビでは
原子炉建屋爆発の映像が何度も
映され
追い詰められて
心中しようとしたそうです。
殺人未遂で
執行猶予つきの
判決が出たようですが
男性には
PTSD予防も
自殺対策も
 ― 一緒ですが
なされていないようです。
こういうケースが野放しなら
フクシマに
こころのケアはないでしょう。
作業員が解離行動するわけです。

フクシマの画家(56)が認知症の母親とPTSD解離心中しようとするまで」への2件のフィードバック

  1. こころの花

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    こんばんは。
    昨年だったか、「希望の国」という映画
    http://www.kibounokuni.jp/
    を見ました。
    この映画の舞台は架空の県でしたが、ご夫婦のうち奥様のほうが認知症という設定だったと思います。
    「フタバから遠く離れて」
    http://nuclearnation.jp/jp/
    という映画はドキュメンタリーで、最近、DVD化されたそうです。
    (私は怖いような気がしてまだ見られていないのですが)

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