なぜ
この時期に七草粥を食べるのかということですが
「冬の野菜不足」説は
無理がありそうですし
(少なすぎるし
サラダのほうが良さそう)
「お正月で酷使した胃を休める」説も
毎日が
王さまみたいな食事の日本人には
無理がある説明でしょうね。
何度か書きましたが
ヒントは
「七草なずな、唐土の酉が
日本の国に渡らぬ先に
ストトントン‥」
新春は生まれたてホヤホヤの木気で
「金剋木」
刃物(金気)が大敵なのです。
それで
包丁を使わないように
おせち料理にして
七草を食べるにも
大急ぎで刻んでしまうのです。
(刻んでるのですが
そこは気持ちの問題の
つもりなのでしょう)
日本文化には
妙な理屈っぽさと
ダジャレが混ざっていますね。
春の息吹は
自然治癒力の象徴である
アリエッティみたいに
小さいですから
扱いが大切です。