同性愛者向けナイトクラブ
「パルス(Pulse)」で起きた
銃乱射事件の
オマル・マティーン
(Omar Mateen)容疑者(29)は
「床に倒れ
すでに死んでいる人たち全員を撃っていた。
確実に殺すために」
「あらゆる場所を撃っていた」とのことで
怖ろしい攻撃性です。
5発の銃弾を受け
必死に逃げ惑う客らに踏みつけられ
逃げることはもはやできない状態で
床に倒れた
エンジェル・コロン(Angel Colon)さんは
自分の周囲で
動かなくなった客らに向かって
発砲し続ける男の姿を目にしながら
次は自分が死ぬ番だと考えていたそうです。
これは
大変な死の恐怖ですから
PTSD予防が必要です。
その夜はみんなで大変盛り上がり
とても楽しかったそうですが
それが気に入らないからと言って
ここまで非道な行いに走るのですから
その楽しみは人事ではないのが明らかで
自分の問題を投影していると考えるのが
(他人の楽しみが
自分のコンプレックスを刺激してつらい)
自然でしょう。
必要なのは銃ではなく
ミラーナイフで
自己への憎しみの投影を断ち切るために
トラウマを受容する作業が必要でした。
このように
無意識に抑圧された些細なメカニズムから
加害者型PTSDとしてテロリスト化することはわりとありますから
重症の自己嫌悪は
治療をしておいたほうがいいですね。