入院患者2人が相次いで死亡する事件が起きた
大口病院は
「当分の間」外来診療を取りやめ
入院患者のケアに専念するそうですが
職員によると
「私たちも精神的に参っている。
何よりも患者さんに迷惑になっているのではと心配です」
「どういうつもりで犯人がやったのかわからないけれど
職員は心を痛めている」
苦情の電話が
一晩に50件ほどにのぼった日もあり
「『とんでもない病院だ』
『人殺し!』と電話口で叫ばれ
職員が憔悴している。
異常事態だ」とのことです。
二次被害ですね。
PTSD事件は
怪文書の段階で対応しないと
負の連鎖すると
大事になり
大変です。
翠雨先生が記事にお書きの
「私たちも精神的に参っている。
何よりも患者さんに迷惑になっているのではと心配です」
「職員は心を痛めている」
というところが、いわゆる「クライシス」ですね。
「クライシス」は、PTSD発症ではありません。
その点を、アリスパパ氏は勘違いなさっているように思われます。
参考:
http://ameblo.jp/sting-n/entry-12205096474.html
それでは、「クライシス」とは何なのか、
それは、人類レベルのPTSD現象学を進めるなかでしか
判明しません。そういうPTSDの視座がない点が、
村上靖彦氏の限界でしょう。
それでは、現象学はできないと断言できますから。
異質な他者に「キチガイ」ラベリングしても学問にも科学にもなりません。
kyupin医師( http://bit.ly/1sKfxXx )と
麻原彰晃さん( http://bit.ly/2dxNsMs )の比較人間学が必要です。
海外によいものがあっても翻訳の間違いで台無しにしてしまうというのはよくわかります。
アドラーもユングもそうです。
「社会モデル」がよいというのは斬新に聞こえるのでしょうが、日本に輸入するにはそれなりの「心理学」が必要不可欠でしょう。
そもそも「社会モデル」と言っても「対話しようとする人々の在り方」なのであれば、それは普遍的な哲学であり、心理学モデルなのです。
また、最先端のストーカー加害者の暴れぶりをみれば、「オープン・ダイアローグ」「当事者研究システム」こそが破壊のターゲットにされるし、被害者の周辺の人たちが如何に巻き込まれ、疲弊しているかがわかります。
地道な基礎的研究なしには支えられない方法ですね。