フロイト派の牛島定信によると
拒食症の原因は
「消化管妊娠空想をめぐる葛藤」だそうです。
無意識は極端な表現をとりがちですので
「妊娠」「結婚」は単なる「結合」と捉えて下さい。
「葛藤」は「コンプレックス=複雑で表現しがたい気持ち」ですね。
ユング心理学で言うと
無意識の中にある感官に
少なくともおじいちゃんの時代からの
PTSDの負の連鎖が詰まって
苦しんでいるということになります。
「祖父の世界のなかに
母親と同一化した状態で住んでいて
早期型エディプスコンプレックスに
巻き込まれている」のだそうです。
それで
あちこちに八つ当たりもしたくなるのでしょう。
適切に食べられないのが
個人の問題ではなく
祖父や母親も含めた家族病理の
コンプレックスのしわざだという話ですね。
愛子さまのことは昨日も書きましたが
あごの細さと黄色いお洋服から
ジブリが
『かぐや姫の物語』の帝の顎を
滑稽なまでに尖らせていたのを
思い出しました。
声優のお顔から
そうなったとのことですが
日本人の無意識を寄せ集める
吸引力をもったジブリの無意識ですから
カショオの人たちのムーンフェイスからの連想も
(月を見て嘆くかぐや姫)
あると思いますよ。
フロイトのヒステリーが
牛島先生の時代には拒食症
現在は過食嘔吐と
流行が変化しただけですね。
この象徴性が見えず
ただ表面的に
考えが幼いから発達障害とか
わがままとか
落ち込んでいるからうつ病と診断されると
何十年も治りません。
真のかぐや姫の象徴的意味についてはこちらからどうぞ✨