今年4月18日
厚生労働省は
通常より大幅に数の多い
薬の副作用について指摘しましたが
そのほとんどが
催眠鎮静剤や抗不安剤でした。
「ベンゾジアゼピン系の薬は
欧米では
’70年代から’80年代にかけて
依存性が問題になり
慎重に使われるようになりました。
ところが
日本ではそうした弊害についての
情報が出回らず
患者も医者も危険性について認識していなかった。
その結果
ベンゾジアゼピンの処方量は
日本が世界トップクラスであるという
異常な事態になっていたのです。
今回
ようやく
厚労省が38種類の向精神薬について
注意喚起しましたが
欧米に比べて30~40年遅れという印象ですね」
「うがった見方をすれば
患者さんが催眠鎮静剤によって
依存状態になれば
一生医療機関に通い続けることになる。
これが
医者にとっての『固定資産』になっている面も否めません」
「実際
催眠鎮静剤の危険性をテーマに講演をしても
『依存して何が悪い』という態度の
医者もいます」だそうです。
転売されて
犯罪に使われたりもしていますから
罪な話です。