本日は
1840-1916
誕生日だそうです。
この作品の
幻想的で悲しげな表情が印象的なのは
大きなひとつの眼で
やさしく見つめる
恐ろしくない獣
裕福な家庭なのに
母親が兄を溺愛していたため
生後2日目に
里子に出され
漱石を甘い物依存症にした里親
侮るなかれ
11歳までの少年期を
寂しい田舎の地で
親元を離れて過ごしたことに影響を受けているでしょう。
病弱で内向的な子どもが
幻想を観たり
それを絵に描いたりするのはよくあることです。
PTSD予防
悲しげな1つ目の表情は
個人の内面を描いたものでしょうが
『こういう哀しさってあるよね』と多くの人々に共感され
普遍的な哲学性をもつものにつながる表現になると
【昇華】
治療的になりますね。
心理療法も
この過程を見守るだけの装置です。
しかし
それが
簡単そうで
なかなか難しいので
セラピストが必要になります。